パトリック・マホームズがまたしても、驚異的な強さの足首を持っていることを証明している。

シーズン第15週に足首を負傷したカンザスシティ・チーフスのスタークオーターバック（QB）マホームズは、1試合も欠場しないペースで回復している。

現地23日（月）、マホームズはクリスマスデーゲームのピッツバーグ・スティーラーズ戦に向けて足首の状態は「良くなっているはず」と語った。

『ESPN』によると、「練習場で大したことをしたわけじゃない」と明かしたマホームズはこう続けたという。

「ウオークスルーをやって、実際には2回やったんだけど、動き回ってやるべきことはやれる気がしている。これからもうちょっと速いペースの練習をして、自分の状態をしっかりと確かめるつもり。でも、全体的にはかなり良い感じにやれたと思う」

「もちろん、ショートウイークだし、いろんなことがあったから体は少し痛むだろうけど、足首の状態は良くなっているはず。（月曜日の）練習で確かめるけど、今回の試合後と前回の試合後を比べると、確実にかなり良くなったと感じている」

シーズン第15週に勝利したクリーブランド・ブラウンズ戦で、マホームズは助けを借りながらフィールドを後にした。その6日後に行われたヒューストン・テキサンズ戦では1回のサックを浴びるも、パス41回中28回を成功させて260ヤード、タッチダウンパス1回、キャリー5回で33ヤード、タッチダウンラン1回を記録し、勝利に貢献した。

そうしたパフォーマンスを踏まえると、マホームズがクリスマスに出場しないことを心配する必要はないだろう。マホームズは昨年のクリスマスにひどいパフォーマンスを見せたラスベガス・レイダース戦よりも良いプレーを見せるつもりだと強調した。

「初めての“Netflix（ネットフリックス）”ゲームでクリスマス当日に全国の前でプレーするのは本当にクールだ。名誉なことだし、去年のクリスマスと同じような経験をしないように、全力を尽くすつもりだ」とマホームズは話している。

チーフスが勝利すれば、第1シードを確保し、プレーオフ1回戦をバイウイークとすることが可能だ。そうなれば、マホームズが足首を休ませる期間を余分に確保でき、チーフスは3連覇に向けて準備を整えることができるだろう。

【RA】