シカゴ・ベアーズ

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チームデータ

フランチャイズ創立 1920年9月17日
NFL加盟 1920年
通算成績 783勝610敗42分 勝率.562(1920年-2021年)
スーパーボウル出場 2回/ 第20回(1985年)、第41回(2006年)
スーパーボウル優勝 1回/ 第20回(1985年)
NFLチャンピオン 8回/ 1921、1932、1933、1940、1941、1943、1946、1963年
オーナー ジョージ・H・マッカスキー
GM ライアン・ポールズ
ヘッドコーチ マット・エバーフラス
チームカラー ネイビー、ブルー、オレンジ、ホワイト
スタジアム ソルジャー・フィールド (イリノイ州シカゴ)
1924年建造/61,500人収容
チーム名の由来 チーム名のベアーズ(熊)は1922年につけられたもの。イリノイ州ディケーターに本拠地を置いていた当初は食品会社ステーリィの実業団チーム、ディケーター・ステーリィズとして活動していたが、本拠地をシカゴに移転したことでチーム名も変更。シカゴにはMLBカブス(小熊)があり、フットボール選手は野球選手より大きい、との理由でベアーズに決まった。

チーム研究所シーズン1:シカゴ・ベアーズ
チーム研究所シーズン2:ソルジャー・フィールド

過去5シーズンの成績

2021年 6勝11敗(NFC北地区3位)
2020年 8勝8敗(NFC北地区2位)
2019年 8勝8敗(NFC北地区3位)
2018年 12勝4敗(NFC北地区1位)
2017年 5勝11敗(NFC北地区4位)

歴史

NFLの歴史はベアーズと共にあり

NFLの歴史はベアーズと共に作り上げられてきた。ベアーズは1920年9月にオハイオ州カントンでNFLの前身、アメリカン・プロフェッショナル・フットボール・アソシエーションが創設されたときのメンバーである。創設時11チームが参加していたが今もNFLで存続しているのはベアーズとカーディナルスの2チームのみだ。

ただ1919年のチーム創設時はシカゴ・ベアーズではなく、イリノイ州ディケーターに本拠を置く、食品会社ステーリィの実業団チーム、ディケーター・ステーリィズというチームだった。同社は1920年にチーム運営のためジョージ・ハラスとエドワード・スターナマンを雇い、翌年には2人に全権を譲っている。

ジョージ・ハラスは選手兼コーチとしてチームを率いただけでなく、アメリカン・プロフェッショナル・フットボール・アソシエーション設立でも中心的な役割を担った。1921年には本拠地をシカゴに移し、さらに翌年ホームスタジアムをリグレー・フィールドに移したのを機にチーム名をベアーズに変更。これは同じリグレー・フィールドを使用するMLBカブス(カブは小熊)にちなんだものだ。

チームロゴは創設時にはなく、1940年にボールを抱えた熊のロゴが採用され、その後3度の改定があり、1974年以降は現在の“C”マークが基本ロゴとして使われている。また補助ロゴとして1963年から熊の顔をかたどったマークも使用されている。

恐慌で困窮したスターナマンからチームの株式を購入したハラスはベアーズだけでなくNFLの運営にも注力していく。皆から慕われた存在で、“パパ・ベア”や“ミスター・エブリシング”のニックネームで知られている。1963年には殿堂入りも果たした。最初に殿堂入りした17人の一人である。ハラスは1983年、88歳で死去した。チームはその功績を称え、彼がつけていた背番号7を永久欠番とし、今もユニフォームの袖に彼のミドルネームであるスタンレーを含めた頭文字“GSH”を入れ続けている。さらにリーグもNFCチャンピオンに贈るトロフィーをジョージ・ハラス・トロフィーと名付けてもいる。