レイダースがわずか1シーズンでQBスミスを放出へ
2026年03月07日(土) 09:23
クオーターバック(QB)ジーノ・スミスのシルバー&ブラックでの在籍期間は1年で終わる。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地6日(金)に報じたところによると、ラスベガス・レイダースが11日(水)の新リーグイヤー開始とともに、わずか1シーズンしか所属していないスミスを放出する見込みだという。
レイダースが2026年NFLドラフト全体1位指名権を保持し、インディアナ大学のQBフェルナンド・メンドーザを指名すると見られていることから、スミスの放出は予想されていた。
スミスとの決別は、追加で800万ドル(約12億6,220万円)を完全保証することになる3月13日(金)より前に実行する方がレイダースにとって都合が良かった。『Over The Cap(オーバー・ザ・キャップ)』によると、スミスを放出することでレイダースはサラリーキャップ上で800万ドルを節約できる一方で、1,850万ドル(約29億1,884万円)のデッドマネーを抱えることになるという。
昨オフシーズン、当時ヘッドコーチ(HC)を務めていたピート・キャロルとジェネラルマネジャー(GM)ジョン・スパイテックの下で刷新を進めていたレイダースは、シアトル・シーホークスからスミスを獲得した。その後、2年の契約延長にサインしたが、この動きは双方が思い描いていたような結果にはならなかった。
脆弱なオフェンシブラインの後ろでプレーし、スキルポジションの戦力も不足していた中、スミスは15試合に先発して3,025ヤード(試合平均201.7ヤード)、タッチダウン19回を記録した一方で、リーグで最多となる17回のインターセプトを喫した。3勝14敗に終わったレイダースは得点と総獲得ヤードの両方でリーグ最下位に沈んでいる。シーズン終了後にはキャロルが解任され、先月にシーホークスの攻撃コーディネーター(OC)を務めていたクリント・クビアックが新ヘッドコーチに就任した。
スミスが去り、ケニー・ピケットがフリーエージェント(FA)となれば、レイダースのQB陣にはエイダン・オコンネルだけが残される。
かつてニューヨーク・ジェッツでドラフト2巡目指名の失敗例と言われたスミスは、ジェッツ、ニューヨーク・ジャイアンツ、ロサンゼルス・チャージャーズ、シアトル・シーホークスでバックアップQBを務めてきた。しかし、2022年にシーホークスで再起を遂げ、そこから2年連続でプロボウルに選出された。
レイダース時代は散々な結果に終わったものの、それでもスミスの獲得を望むチームは少なくないだろう。スミスは質の高いバックアップQB候補や先発争いの候補となり得るうえに、若手選手への橋渡し役も担える存在だ。
ラスベガスを去るスミスにとっては、アリゾナ・カーディナルス、アトランタ・ファルコンズ、インディアナポリス・コルツ、カンザスシティ・チーフス、マイアミ・ドルフィンズ、ミネソタ・バイキングス、ピッツバーグ・スティーラーズ、そしてジェッツまでもが有力な移籍先候補となり得る。
【RA】



































