ニュース

テキサンズが足の負傷で2025年シーズンを棒に振ったRBミクソンを放出

2026年03月07日(土) 08:49

ヒューストン・テキサンズのジョー・ミクソン【NFL】

足のケガで2025年シーズンを棒に振ったランニングバック(RB)ジョー・ミクソンがヒューストン・テキサンズでやり直す機会を得ることはない。

テキサンズが2度のプロボウル選出を誇るミクソンを現地6日(金)に放出したと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが報じた。ペリセロによると、このニュースが出る前にミクソンは放出を求めていたという。

リーグのトランザクションワイヤによれば、チームはNFI(非フットボール故障者)に指定してミクソンを放出したとのこと。

29歳のミクソンはヒューストンでの2シーズンをまったく異なる形で過ごした。

2024年にミクソンを高く評価していたテキサンズは、シンシナティ・ベンガルズがミクソンを放出する間近との報道を受け、フリーエージェント(FA)の争奪戦を避けるためにトレードでの獲得に踏み切った。

ミクソンはシーズン序盤にハイアンクルスプレインで3試合を欠場したものの、チームの主力ランニングバックとして順調なスタートを切り、負傷したシーズン第2週の試合を除くテキサンズでの最初の9試合中7試合で100ランヤード以上を記録。レギュラーシーズンを1,016ランヤード、309レシーブヤード、合計12回のタッチダウンという成績で終えた。また、プレーオフでも全試合でタッチダウンを決め、ワイルドカードラウンドでは再び100ヤード以上を獲得するという活躍を見せた。

ミクソンは2025年シーズンのトレーニングキャンプ開始時にNFIリストに登録されたことで、前年の勢いを完全に断ち切られた。プレシーズン終盤には状況がより深刻であることが明らかになり、結局ミクソンがNFIリストから外れることは一度もなかった。その結果、テキサンズはウッディ・マークスとニック・チャッブを中心とするRB陣で直近のプレーオフを乗り切ることになった。

テキサンズRB陣のタッチダウンラン数は合計で6回にとどまり、チームはラン攻撃で22位に終わった。ラン攻撃が低調であることと、ミクソンの負傷で先行きが不透明となっていることを受け、テキサンズは月曜日にデトロイト・ライオンズのデビッド・モンゴメリーを獲得するトレードをまとめている。

ミクソンのヒューストンでの時間はそれ以前からすでに尽きかけているように見えていたが、モンゴメリーとマークスのコンビが誕生することで、その退団はほぼ確実となった。

現役選手の通算ランヤード(7,428ヤード)で7位に位置し、タッチダウンラン数(60回)で8位タイにつけているミクソンは、輝かしい経歴を携えてフリーエージェントとなる。ミクソンはパス攻撃でも十分に力を発揮できる選手であり、その証拠にキャリア通算で2,448レシーブヤード、タッチダウンレシーブ14回を記録している。

ミクソンが今後も違いを生み出す存在でいられるかどうかに影を落としている最大の問題は健康状態だ。ミクソンに関心を持つチームは、丸1シーズンを棒に振ることにつながった足のケガが完全に治ったと確信できなければならない。

そして、ミクソンはそれをフィールドで証明する必要がある。

【RA】