カウボーイズにトレード打診が相次ぐ、クリントン元大統領が会見に飛び入り参加
2026年04月23日(木) 10:05
ドラフト全体12位指名権と全体20位指名権を持つダラス・カウボーイズは、現地23日(木)を前に十分なドラフト資産を備えていると言える。
カウボーイズはそれを使って指名順位を上げたり下げたりすることを恐れていない。オーナーのジェリー・ジョーンズは水曜日、カウボーイズの指名権に関心を持つ複数のチームから連絡を受けており、トレードの可能性にも前向きであることを明らかにした。
ジョーンズオーナーは報道陣に「トレードの話は出ている」と説明している。
「今この瞬間にも電話がきてトレードが成立するなんてことも想像できる。指名権でも選手でも、その可能性はある。うちの場合、そういう経験はあまりないけどね。それはあるチームがその指名順で射程圏内にいる選手をどうしても確保したいという切迫感を抱いたときに初めて成立するものだ。もちろん、1巡目指名権を余分に持っているという状況によって、いくつかの選択肢がより現実的になっているし、順位を上げる、あるいは下げることはその選択肢の1つになるだろう」
カウボーイズの執行副社長(EVP)であるスティーブン・ジョーンズはドラフト1巡目指名権を2つ保持することは必須ではないとしたうえで、トレードダウンしてドラフト2日目の指名権をもう1つ獲得する可能性もあると語った。カウボーイズは現在、ドラフト2巡目指名権を保有していない。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のジェーン・スレーターによると、ジョーンズEVPは「どちらのやり方もあり得る。「トレードダウンしてチームを強化することもできる。時には1つより数が多い方がいいこともある」と述べたという。
トレード交渉は通常、ドラフト当日に活発になるが、カウボーイズはドラフト前の記者会見で交渉に応じる準備ができていることを明確にした。
水曜日に“The star(ザ・スター)”で行われた記者会見で、カウボーイズの首脳陣は全体12位指名権と全体20位指名権をめぐるさまざまなシナリオについて次々と質問を受けていたが、“42番”が部屋に入ってきた途端、場内は静まり返った。
第42代アメリカ合衆国大統領のビル・クリントンはカウボーイズのドラフト前記者会見に飛び入り参加し、その登場は大いに歓迎された。クリントンはフットボールに関する話題をすべて脇に追いやり、その場にいた全員の注目を集めた。
クリントンは笑顔で「ドラフトについて交渉しているところだ」と言いながら入室した。
ジョーンズオーナーとカウボーイズはクリントンと深い関係がある。同氏が大統領を務めていた1990年代にカウボーイズは黄金期を迎え、3度のスーパーボウル制覇を果たした後に3回にわたってホワイトハウスを訪問した。
クリントンが到着すると、ジョーンズオーナーは長年の友人であり、同じくアーカンソー州出身の彼のもとへ駆け寄り、報道陣に向けて短くコメントした。
ジョーンズオーナーはクリントンに「彼は長年にわたり、大統領としてだけでなく友人としても素晴らしい存在だった。今日、ここに来てくれて本当にうれしい」と話している。
カウボーイズにとってここ数年で特に重要なドラフト1巡目を翌日に控える中、ジョーンズオーナーは少なくとも一瞬、クリントンの存在に意識を持っていかれ、ザ・スターで元大統領を喜々として送り出した。その結果、記者会見はジョーンズEVPとヘッドコーチ(HC)ブライアン・ショッテンハイマーが締めくくる形となった。
【RA】



































