パッカーズがWRウィックスをイーグルスにトレード、2つのドラフト3日目指名権を獲得
2026年04月11日(土) 11:44
アメリカの酪農地帯で3シーズンを過ごしたワイドレシーバー(WR)ドンテイヴィオン・ウィックスが東へ向かうことになった。
現地10日(金)、グリーンベイ・パッカーズが2026年ドラフト5巡目指名権(元はアトランタ・ファルコンズ所有)および2027年ドラフト6巡目指名権と引き換えに、ウィックスをフィラデルフィア・イーグルスにトレードすると、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。
ラポポートはイーグルスがウィックスと1年1,250万ドル(約19億9,056万円)の契約延長に合意したとつけ加えている。
ウィックスはパッカーズでの3シーズンでキャッチ108回、1,328ヤード、タッチダウン11回を記録。最も成績が良かったのはルーキーシーズン(キャッチ39回で581ヤード、タッチダウン4回)だった。ウィックスはクリスチャン・ワトソンやジェイデン・リード、2025年ドラフト1巡目指名を受けたマシュー・ゴールデンらで構成される選手層の厚いレシーバー陣を去ることになる。パッカーズのWR陣にはフリーエージェント(FA)として加入したスカイ・ムーアに加え、ボー・メルトンやサビオン・ウィリアムズも名を連ねている。
パッカーズのヘッドコーチ(HC)マット・ラフルアーは先週、フェニックスで実施された年次リーグミーティングの場で、2025年シーズンにオフェンスにおける自身の役割に満足していなかった選手が一部いたことを認めた。パッカーズはワイルドカード週末にシカゴ・ベアーズに敗れるという不本意な形で昨季を締めくくっている。ラフルアーHCはウィックスの名前こそ明言しなかったものの、パッカーズが複数のドラフト3日目指名権と引き換えにウィックスをイーグルスに送る意向を示したことは、両者が別々の道を歩む時期が来ていたことを示している可能性が高い。特にウィックスが2025年にキャリア最低の数字(キャッチ30回で332ヤード、タッチダウン2回)にとどまったことを踏まえると、そう言えるだろう。
イーグルスが新シーズン開幕前にレシーバーをトレードで獲得するのは今回で3年連続だ。イーグルスのジェネラルマネジャー(GM)ハウイー・ローズマンは2024年8月、かつてドラフト1巡目指名を受けたジャハン・ドットソンをワシントン・コマンダースとのトレードで獲得し、それから約1年後にもヒューストン・テキサンズとの低コストの取引でジョン・メッチー三世を手に入れた。
現在はどちらの選手も在籍していないため、新たな選手を加える余地が残されている。
ウィックスは、数カ月にわたってトレードがうわさされているスター選手のA.J.ブラウンを筆頭とし、デボンタ・スミスやベテランのマーキス・ブラウンといった選手を擁するイーグルスWR陣に加わる。
イーグルスがウィックスを獲得したことは、ブラウンの放出が目前に迫っていることを示すものではないが、ドラフトを控える中で同ポジションを補強する保険のような意味合いを持つ。一方のウィックスはフィラデルフィアで新たなスタートを切る機会を得ることになった。イーグルスは新攻撃コーディネーター(OC)ショーン・マニオンの下、オフェンスの課題解決に取り組んでいるところだ。
【RA】



































