2026年NFLスケジュール:インターナショナルゲーム9試合の日程と対戦カード
2026年05月14日(木) 11:04
NFLは2026年シーズンに、これまでで最も野心的かつ長期にわたるグローバル遠征を行う予定だ。
レギュラーシーズンの全日程が発表される前日にあたる現地13日(水)、4大陸、7カ国にまたがる9つのインターナショナルゲームすべての対戦カードが明らかになった。
試合の一覧と、リーグの2026年グローバル展開をけん引する16チーム――ジャクソンビル・ジャガーズとサンフランシスコ・49ersは2試合のインターナショナルゲームに出場する――を見ていこう。
サンフランシスコ・49ers対ロサンゼルス・ラムズ
会場:メルボルン・クリケット・グラウンド(オーストラリア・メルボルン)
日時:シーズン第1週、9月10日(木)アメリカ東部時間20時35分【日本時間11日(金)9時35分、以下同】
NFLがオーストラリアという新たな地に進出するにあたり、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区のライバルであると同時に2025年にプレーオフ進出を果たしたチーム同士が激突するこの試合は、今季最も注目度の高いインターナショナルゲームとなる可能性がある。
昨季にMVPに輝いたクオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードを筆頭に、数々のスター選手を擁するラムズは、NFCチャンピオンシップゲームに進出した昨季を経てスーパーボウル制覇を狙っている。一方、昨季にディビジョナルラウンドに進出した49ersでは、負傷していた主力守備選手のミドルラインバッカー(MLB)フレッド・ワーナーとディフェンシブエンド(DE)ニック・ボサがこの試合で復帰する見込みだ。
とはいえ、より大きな注目を集めるのはオフェンスであり、ファンは早めにファンタジーフットボールのラインアップを固めておく必要があるだろう。49ersのQBブロック・パーディーとランニングバック(RB)クリスチャン・マカフリーは、スタッフォードやRBカイレン・ウィリアムズ、ワイドレシーバー(WR)プカ・ナクア、WRデイバント・アダムスに対抗することになる。
ボルティモア・レイブンズ対ダラス・カウボーイズ
会場:マラカナン・スタジアム(リオデジャネイロ)
日時:シーズン第3週、9月27日(日)16時25分【28日(月)5時25分】
NFLが3年連続でブラジルに戻ってくる。今回はレイブンズとカウボーイズが対戦する予定だ。
過去2回の南米での試合は、それぞれシーズン第1週の金曜日に実施されてきたが、今回はシーズン第3週に組まれているため、レイブンズもカウボーイズも数試合分の映像を見て相手チームを分析することができる。
これはカンファレンスをまたぐ珍しい一戦だ。両者がこれまでに対決したのはわずか7回で、その戦績はレイブンズが直近の2試合で連勝を収めて6勝1敗となっている。
QBラマー・ジャクソンとQBダック・プレスコットの対決は、さらに稀なものだと言えよう。MVPに2度輝いた経歴を持つジャクソンは、唯一の直接対決で勝利を収めた。2024年に行われたその試合は接戦となり、カウボーイズは最終クオーターに19点を連取して猛追を見せたものの、最終的には28対25で敗れている。
インディアナポリス・コルツ対ワシントン・コマンダース
会場:トッテナム・ホットスパー・スタジアム(ロンドン)
日時:シーズン第4週、10月4日(日)9時30分【22時30分】
英国を舞台とした3試合の初戦では、巻き返しを強く望んでいる2チームが対戦する。また、両者とも2年連続でヨーロッパでの試合に臨むことになっており、コマンダースは昨季にマドリードでマイアミ・ドルフィンズに敗れ、コルツはベルリンでアトランタ・ファルコンズを下した。
素晴らしいデュアルスレット能力を持つQBジェイデン・ダニエルズは、ケガに悩まされた2シーズン目を経て本来の調子を取り戻し、コマンダースを率いることになるだろう。
一方のコルツもQBダニエル・ジョーンズがシーズン第4週までに復帰することを期待している。ジョーンズはコルツでの初年度にキャリアを立て直したが、アキレス腱(けん)の断裂によってシーズン途中での離脱を余儀なくされた。ジョーンズはコルツと再契約したものの、いつプレーを再開できるかは依然として不明だ。
フィラデルフィア・イーグルス対ジャクソンビル・ジャガーズ
会場:トッテナム・ホットスパー・スタジアム(ロンドン)
日時:シーズン第5週、10月11日(日)9時30分【12日(月)22時30分】
イーグルスがジャガーズと対戦するためにジャクソンビルを訪れたのは2010年が最後であり、その空白期間は2026年シーズン以降も続くことになりそうだ。
その代わりに、イーグルスはジャガーズの第二の本拠地とも言えるロンドンを訪れることになる。
両者がロンドンで対戦するのは今回で2度目だ。2018年、当時のヘッドコーチ(HC)ダグ・ペダーソン率いるイーグルスはウェンブリー・スタジアムでダグ・マローン率いるジャガーズを破り、英国での試合で勝利を飾った。
今回はニック・シリアニHCがイーグルスを率い、13勝4敗という好成績を糧にさらなる飛躍を目指すリアム・コーエンHC率いるジャガーズと対戦する。
ヒューストン・テキサンズ対ジャクソンビル・ジャガーズ
会場:ウェンブリー・スタジアム(ロンドン)
日時:シーズン第6週、10月18日(日)9時30分【19日(月)22時30分】
例年通り、ジャガーズはロンドンに残って連戦に臨む予定だ。ただし、今回はトッテナム・ホットスパー・スタジアムを離れてウェンブリー・スタジアムへ向かい、テキサンズとの重要な地区対決に挑む。
AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区では、2022年と2025年にジャガーズが地区優勝を果たし、その間の2023年と2024年にテキサンズが地区優勝を達成。両者は2022年シーズン以降、地区の王座をかけて競い合っている。
昨季は最終的にジャガーズが王座を奪還したが、プレーオフではテキサンズの方が1ラウンド先まで進出した。それでも、コーエンHCの加入で上昇傾向にあるジャガーズは、フランチャイズ史上2番目に成績が良かったシーズンを経て勢いに乗っている。
ピッツバーグ・スティーラーズ対ニューオーリンズ・セインツ
会場:スタッド・ド・フランス(パリ)
日時:シーズン第7週、10月25日(日)9時30分【26日(月)22時30分】
NFL史上初のダブリンでの試合を主催した翌年、スティーラーズは史上初となるパリでの試合でアウェーチームとしてセインツと対戦することになった。
2026年のスケジュール発表が進む中、スティーラーズのクオーターバック事情は依然としてリーグ最大の謎の1つとなっている。若手のウィル・ハワードとドリュー・アラーがチームに在籍している一方で、毎年のように繰り返されている、アーロン・ロジャースの去就をめぐる問題は続いている状態だ。ロジャースがスティーラーズの先発に復帰すれば、タイラー・シャックと初めて対戦することになるだろう。
サイドラインにも見どころがあり、2020年から2024年までカウボーイズのヘッドコーチを務めていたマイク・マッカーシーがスティーラーズの指揮官としてセインツのケレン・ムーアHCと対峙することになる。就任2年目のムーアHCは2020年から2022年までの3年間、マッカーシーの下で攻撃コーディネーター(OC)を務めていた。
シンシナティ・ベンガルズ対アトランタ・ファルコンズ
会場:サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアム(マドリード)
日時:シーズン第9週、11月8日(日)9時30分【日本時間9日(月)23時30分】
NFL史上2回目のスペインゲームで主役となるのは才能豊かな若手選手であり、RBビジャン・ロビンソン率いるファルコンズがQBジョー・バロウやWRジャマール・チェイスを擁するベンガルズをマドリードで迎え撃つ。
ロビンソンはファルコンズの顔として、またNFL屈指の才能を持つ選手として頭角を現している。キャリア初のオールプロ選出を果たし、自己最高およびリーグ最多となる2,298スクリメージヤードを記録したロビンソンは、8勝9敗で8年連続の負け越しを喫した2025年シーズンを経て、ファルコンズを再び強豪の座へと押し上げることを目指すだろう。
ファルコンズの新HCケビン・ステファンスキーがロビンソンやWRドレイク・ロンドン、タイトエンド(TE)カイル・ピッツを軸としたオフェンスを展開する一方で、ザック・テイラーHC率いるベンガルズは、バロウや5度のプロボウル選出を誇るチェイス、同じく卓越したWRティー・ヒギンズを擁して対抗する見込みだ。
ニューイングランド・ペイトリオッツ対デトロイト・ライオンズ
会場:アリアンツ・アレーナ(ミュンヘン)
日時:シーズン第10週、11月15日(日)9時30分【16日(月)23時30分】
ライオンズがシーズン第10週にドイツのミュンヘンで挑む試合の対戦相手がペイトリオッツに決まった。
ペイトリオッツとライオンズが最後に対決したのは2022年シーズンであり、両チームともその後に大きな変貌を遂げて戦力を向上させている。
ペイトリオッツは、キャリア2年目にして急成長を遂げ、MVP投票で次点にまで上り詰めたQBドレイク・メイと、リーグ屈指の攻撃陣ですら封じ込めることができるトップクラスの守備陣を擁している。
一方、ライオンズは昨シーズンにプレーオフ進出を逃したものの、過去3シーズンで36勝を挙げてきた。QBジャレッド・ゴフ率いる攻撃陣には才能豊かな選手がそろっており、ペイトリオッツ守備陣の力量を測る格好の相手となるだろう。
ミネソタ・バイキングス対サンフランシスコ・49ers
会場:エスタディオ・バノルテ(メキシコシティ)
日時:シーズン第11週、11月22日(日)20時20分【23日(月)10時20分】
オーストラリアでインターナショナルゲームの初戦に臨む49ersは、今季最後のインターナショナルゲームであるメキシコでの試合にも出場する。NFLがメキシコで試合を実施するのは2022年シーズン以来となり、エスタディオ・アステカで行われたその試合で49ersはアリゾナ・カーディナルスを破った。
カイル・シャナハンHC率いる49ersは2022年を最後に海外での試合に出場していない。一方、ケビン・オコンネルHC率いるバイキングスは昨季にヨーロッパで2試合に出場し、アイルランドとイングランドで1勝1敗の成績を収めている。
バイキングスは直近2回の49ers戦で、それぞれ異なるクオーターバック(2023年はカーク・カズンズ、2024年はサム・ダーノルド)を起用して勝利を収めた。今回もバイキングスは新たな先発を起用する見込みであり、QB争いを経てカイラー・マレーかJ.J.マッカーシーを起用する可能性が高い。
【RA】



































