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ドルフィンズとRBエイチェーンが4年101億円の契約延長に合意

2026年05月14日(木) 11:10

マイアミ・ドルフィンズのデボン・エイチェーン【AP Photo/Doug Murray】

新時代が始まろうとしているマイアミ・ドルフィンズで、ランニングバック(RB)デボン・エイチェーンがその一つの礎となることが明らかになっている。

エイチェーンとドルフィンズが4年6,400万ドル(約101億0,576万円)、3,200万ドル(約50億5,342万円)保証の契約延長に合意した。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地13日(水)に伝えている。ラポポートはさらに、この契約がインセンティブを含めて最大で6,800万ドル(約107億3,866万円)になるとしている。

年平均1,600万ドル(約25億2,674万円)という報酬によって、エイチェーンは3番目に平均年俸が高いランニングバックとなる。それを上回っているのは、セイクワン・バークリーとクリスチャン・マカフリー。エイチェーンに続くのがデリック・ヘンリーだ。

エイチェーンが4月7日に自主参加のオフシーズンプログラムに姿を見せず、問題を表面化させたのを受け、新ジェネラルマネジャー(GM)ジョン・エリック・サリバンにとってエイチェーンとの契約延長は優先事項となっていた。サリバンはセーフティ(S)ミンカ・フィッツパトリックやワイドレシーバー(WR)ジェイレン・ワドルとは異なり、チームがエイチェーンをトレードに出すことはないとの姿勢を強く打ち出してきた。

ドルフィンズはこのオフシーズンの大部分を、クオーターバック(QB)トゥア・タゴヴァイロアのリリースで生じた巨額のデッドマネーに対応しつつ、ロースターを再建することに費やしている。サリバンはその言葉通り、NFL全体でも最も才能ある若手ラッシャーの1人であるエイチェーンを確保。さらに、この動きは新体制が目指すのが長期にわたる大規模な再建ではなく、核となる戦力を見据えたチームづくりである可能性を示すと同時に、ファンにもそのように受け止められるだろう。

24歳のエイチェーンは昨年、初めてプロボウルに選出された。また、1,000ラッシングヤード越えを果たしたのも初めてのこと。とはいえ、エイチェーンのキャリアは最初から輝かしいものだった。

エイチェーンはキャリア最初の3年でシーズン平均1,019ラッシングヤード、ラッシングタッチダウン平均7.3回をマーク。バックフィールドの真の武器でもあり、そのことはキャッチ55.6回、タッチダウンキャッチ4.3回というシーズン平均に表れている。

苦戦した2025年のドルフィンズにおいて、エイチェーンはしばしば唯一の光となってきた。ランで1,350ヤード、タッチダウン8回を記録する傍ら、キャッチ67回、488ヤード、タッチダウンキャッチ4回もマークしている。

エイチェーンはプロキャリアを通じて、マイク・マクダニエルの指揮下でのみプレーしてきた。マクダニエルの後任としてジェフ・ハフリーヘッドコーチ(HC)が就任したものの、攻撃コーディネーター(OC)フランク・スミスはチームにとどまっており、だからこそ、ドルフィンズは願わくは実り多いものとなっている未来において、エイチェーンがその中心的存在になると信じているのだ。

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