一般社団法人COESがラムズと連携、フラッグフットボールを通じた多文化共生を目指す『羅針盤プログラム(LAshinban Program)』を実施
2025年12月19日(金) 07:00
『一般社団法人COES』プレスリリースより
一般社団法人COESはNFLチームであるロサンゼルス・ラムズ、松元剛氏(日本フラッグフットボール協会代表理事、筑波大学准教授)と連携し、フラッグフットボールを通じた、多文化共生を目指す「羅針盤プログラム(LAshinban Program)」を茨城県常総市で行うことが決定しました。本プログラムは、NFL Foundationの助成を受けて実施するものです。
羅針盤プログラムは、子どもたちがフラッグフットボールを通じて、ライフスキルを獲得し、よりよい未来を実現できる「羅針盤(コンパス)」となるような場をスポーツを通じて作っていくことを目指します。そして、スポーツによって言葉、国籍や民族、宗教に関わらず、子どもたちが一緒に、安全・安心に自分らしくプレーし、楽しむことができる場を作ります。
茨城県常総市では、人口の1割が外国人となっており、地域や学校での多文化共生、国籍に関わらず全ての人が生きやすい社会の実現が課題となっています。
「海外ルーツの子どもたちは言語や文化の違いから、自信を失ったり、孤独を感じることが多くあります。COESは言語の壁を越えてつながるスポーツの力を信じています」と古田映布(一般社団法人COES 共同代表、プログラム責任者)は述べています。
「今回、ロサンゼルス・ラムズと一緒にプログラムを実施することをきっかけに、常総市という海外ルーツの子どもたちが増えている地域で、学校の体育の授業でプログラムを実施させていただくことが実現しました。このプログラムをきっかけに、スポーツの場がよりインクルーシブになり、子どもたちにポジティブな変化をもたらすようになることを目指します」
羅針盤プログラムでは、小学校での体育やコミュニティでのフラッグフットボール大会を実施。プログラムは、子どもたちに国籍や言語に関わらず、フラッグフットボールを楽しむことやコミュニケーションなどのライフスキルを学ぶ機会を提供します。また、そのようなインクルーシブなスポーツの環境をつくることのできるコーチや指導者の育成に取り組みます。
2028年のロサンゼルスオリンピックでは、オリンピック史上初めて、フラッグフットボールが正式種目として導入されます。ロサンゼルスが2028年大会の開催都市であることから、ラムズは、地元のユースがホームで世界最高峰のフラッグフットボール競技の舞台に挑戦するための道筋を提供することに尽力しています。さらにラムズは、NFLのグローバルマーケットプログラムを通じて、2024年に国際マーケット拡大リストの対象として、日本を加えました。
■ 羅針盤プログラム (LAshinban Program)について
小学校でのフラッグフットボールの授業とコミュニティでのフラッグフットボールのイベントを通じて、子どもたちのライフスキルの向上、多文化理解の促進に取り組みます。
【活動予定】
・2025年12月 茨城県常総市立水海道小学校での実施
・2026年度 常総市内の小学校の体育での実施(予定)
・2026年 夏頃 常総市内でイベントを実施(予定)
■ 一般社団法人COESについて
「スポーツを通じて全ての人が自分らしく生きられる社会」をミッションに掲げ、主に海外ルーツの子どもたちの社会とのつながりづくり、スポーツへのアクセス向上に取り組んでいます。
詳細:https://coesjp-web.studio.site/
■ ロサンゼルス・ラムズについて
ロサンゼルス ラムズは、ロサンゼルスで最も古くからあるプロスポーツチームであり、第56回スーパーボウルのチャンピオンです。1937年の創設以来、NFL(National Football League)で最も歴史あるフランチャイズの一つとして、これまでに4度の世界選手権優勝を果たし、30名の選手をプロフットボール殿堂に送り出してきました。プロスポーツチームとして、ラムズは年間365日を通じて価値ある市民パートナーとなること、そしてロサンゼルス広域圏に貢献することにコミットしています。ラムズは、カリフォルニア州イングルウッドにある、ロサンゼルス・ラムズのオーナー兼会長であるE. スタンリー・クロエンケ氏が所有・開発・運営する298エーカーのスポーツおよびエンターテイメント施設、ハリウッド・パーク内のSoFiスタジアムを本拠地としています。



































