グッデルコミッショナーがインターナショナルゲームのアジア拡大に言及、ダブリンの成功を「確信」
2025年09月28日(日) 18:46
NFLはインターナショナルゲームの開催地をアジアに拡大したいと考えている。現地27日(土)、コミッショナーのロジャー・グッデルはそう述べた。ただし、具体的な国名には言及していない。
ダブリンでのイベントで聞かれたグッデルコミッショナーのこのコメントは、中東で試合を開催する準備ができた可能性を示唆しており、前日には2026年からリオデジャネイロがインターナショナルゲームの開催地リストに加わることが発表されたばかりだ。
日曜日には、ピッツバーグ・スティーラーズとミネソタ・バイキングスがアイルランドで初のレギュラーシーズンゲームを戦うことになっており、グッデルコミッショナーは今後もダブリンで試合が開催されることについて疑いを持っていないと述べた。
クローク・パークで行われる日曜日の試合は、今シーズンに7つ開催されるインターナショナルゲームの2試合目であり、2026年にはオーストラリアで初めてレギュラーシーズンゲームが開催されることになっている。
グッデルコミッショナーは次のように語った。「オーストラリアの次のステップは、アジアへの進出になるだろう。アジアはぜひともプレーしたいと考えている大陸だ。われわれはグローバルなスポーツになることを真剣に考えている。いずれ16試合にして、全員が年に1回はインターナショナルゲームでプレーするようにしたい」
リーグ広報は、NFLがアジアのどの国を検討しているのかについてコメントを控えた。
アイルランドでの開催については、1試合をした後に評価期間が設けられるという合意内容だが、土曜日にグッデルは、1回限りでは終わらないはずだと楽観的な見方を示した。
ファンイベントでグッデルはこう述べている。「最初の1回が終わるまでは、また戻ってくるなどという発言はしたくない。だから、その話は月曜日になったらしよう。でも、私はこれが大成功を収めるとはっきり確信しているんだ」
「そして、われわれが再びここへ戻ってくることもね」
クローク・パークを所有するゲーリック体育協会は、すでにこれが“1度限り”の開催にならないことを望むと表明している。また、日曜日のゲームのために、995万ユーロ(約17億4,281万円)を支援したアイルランド政府も、さらなる試合開催への関心を示している。
ダブリンのアビバ・スタジアムではカレッジフットボールの試合がすでに毎シーズン開催されている。
記事提供:『The Associated Press(AP通信)』
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