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ドラフト後もWRアイユークのトレード話を待つ49ersのリンチGM

2026年04月27日(月) 10:39

サンフランシスコ・49ersのブランドン・アイユーク【Cris Esqueda via AP】

2026年NFLドラフトの期間中に、3人の選手がトレードされた。

サンフランシスコ・49ersのワイドレシーバー(WR)ブランドン・アイユークがその1人だったわけではない。しかし、チームのジェネラルマネジャー(GM)ジョン・リンチは今後どこかの時点でアイユークをトレードしたいと考えている。

チームの記録によれば、リンチGMは現地25日(土)、ドラフト後記者会見でアイユークについて「今の時点で新たな情報はない」と話したという。

「われわれは連絡を受けつけている。連絡してほしい。前にも言ったように、こういったことは用心深く進めるべきだ。彼は非常に才能のある選手。このリーグで際立った成績を残している選手だ。今はまだ状況がうまく動いていない。だからといって、他のところで話が再び持ち上がらないわけではない。機会があって、誰かと何かを進められるとうれしい」

12月にリザーブ/離脱リストに置かれたアイユークは、サンフランシスコを離れることが数カ月にわたって見込まれていた。リンチGMは1月に、アイユークが49ersのメンバーとしての最後のダウンをもうプレーしたと言っても“差し支えない”と認めている。しかし、2025年にアイユークから何も得られなかった49ersは、そこから数カ月経った今でも、このワイドアウトから何らかの見返りを得ようという関心を持ち続けている。

アイユークのリリースを計画しているか問われたリンチGMは「当分は考えていない」と答えた。

アイユークはここ3回のオフシーズンで連続して、トレードをめぐるうわさの常連となっている。2024年にはトレーニングキャンプ中にトレードを要求したものの、最終的には長期契約を締結。その契約も、2025年のオフシーズンにチームがトレードに対してオープンな姿勢を取るのを妨げることはなかった。そして、アイユークが決してフィールドに出ることなく1シーズンを過ごし、チームと選手の関係性が悪化した2026年の今、アイユークは再び新天地へ向かう運命にあるようだ。

リンチGMはトレード相手を見つける意思を示しているものの、チームにとっては何らかの動きに出る前にもう少し待ったほうが得策かもしれない。

『Over the Cap(オーナー・ザ・キャップ)』によれば、49ersはアイユークの2026年の保証金を無効化したものの、それでも6月1日(月)以前にアイユークをトレードすれば、2,960万ドル(約47億1,793万円)のデッドマネーが生じることになる。6月1日よりも後のトレードであれば、チームの負担は830万ドル(約13億2,292万円)にとどまる。

今、49ersは補強したWRルームと共に前に進もうとしている。チームは新加入するマイク・エバンス、および3年目のワイドアウトであるリッキー・ピアソルと組ませる選手として、ドラフト全体33位でWRデイジョーン・ストリブリングを指名した。

そして、リンチGMは電話を待っている。

ドラフトが終わったのを受け、ワイドレシーバーにまだ不足があるチームが、いずれ受話器を取るかもしれない。

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