ボルティモア・レイブンズも無観客でシーズンを始めるチームのリストに加わることになった。

“少なくとも2020年シーズン序盤”はM&Tバンク・スタジアムでの試合を無観客で開催すると、フランチャイズは現地24日（月）に発表した。

チームは声明を通して次のように述べている。

「高度な安全対策と強化された新型コロナウイルス（COVID-19）に対するプロトコルを実施したとしても、当面の間はファンが試合に参加しないことが一般市民とわれわれの組織にとって最善の利益になると、公衆衛生の専門家の助言に基づいて判断した。最終的には、コミュニティー全体の健康と安全がわれわれの決断にとって最優先事項となる。われわれはファン、選手、コーチ、そしてスタッフの健康状態を常に守っていく」

レイブンズはここ数週間で、メリーランド州のラリー・ホーガン知事とボルティモア市のバーナード・“ジャック”・ヤング市長の事務所に、スタジアムが7,500人のファンを安全に収容する方法の提案書を提出していたことも明かした。しかしながら、政府関係者や公衆衛生の専門家との議論の末、この決定に至ったという。

現在も進行中のCOVID-19のパンデミックによって引き起こされ、刻々と変化する状況を引き続き注意深く監視していくことを誓うレイブンズは、今後も地元や州の関係者と協力し、限られた数のファンがいずれホームゲームに参加できるようになることを願っていると述べた。

レイブンズの最初の数試合には、クリーブランド・ブラウンズを迎え撃つシーズン初戦（9月13日）や現スーパーボウルチャンピオンのカンザスシティ・チーフスとの対戦（9月28日）、さらにはシンシナティ・ベンガルズとの因縁の対決が10月に予定されている。

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