マイアミ・ドルフィンズが推定されていた選択を公式のものとした。

ドルフィンズのヘッドコーチ（HC）であるブライアン・フローレスはクオーターバック（QB）ライアン・フィッツパトリックがニューイングランド・ペイトリオッツと対決するシーズン第1週の試合に先発すると発表した。

フィッツマジックと共にシーズンを開幕するという決断は、数カ月にわたって予期されていた。

ドルフィンズはドラフト1巡目で指名したQBトゥア・タゴヴァイロアに、仕事に着手するまでサイドラインで学ぶ時間を与えている。

フィッツパトリックは昨年プレーしており、新攻撃コーディネーター（OC）チャン・ゲイリーのシステムについての知識がある。それを踏まえれば、大きなけがから立ち直ったばかりであり、プレシーズンの活動が制限されていたルーキーではなく、フィッツパトリックを選ぶのも合理的な判断だと言えよう。

ドラフト上位で指名されたQBの多くに期待されるように、タゴヴァイロアについても今季のどこかでいまだ再建中のドルフィンズのためにフィールドに立つことが予想される。それがいつになるかは、ドルフィンズのシーズンがどう展開していくかによる。開幕からきつい試合が続く――アウェイでのペイトリオッツ戦、ホームでのビルズ戦、アウェイでのジャガーズ戦、ホームでのシーホークス戦と49ers戦、アウェイでのブロンコス戦に続いてロサンゼルスの両チームと対戦――だけに、嵐を乗り切った後でタゴヴァイロアにバトンを渡すことができるかもしれない。

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