アラバマ州タスカルーサの郡刑務所の記録によると、カンザスシティ・チーフスのディフェンシブタックル（DT）アイザイア・バグスが家庭内暴力と強盗の容疑で逮捕され、現地16日（日）に収容されたという。

27歳のバグスの保釈金は5,000ドル（約79万円）とされており、釈放されたかどうかは明らかになっていない。

バグスは動物虐待の軽犯罪容疑で同刑務所に出頭してから3週間も経たないうちに、今回の逮捕に至っている。前回、犬に対する2件の第2級虐待罪の容疑をかけられたバグスは、600ドル（約9万円）の保釈金を支払って釈放された。当時、バグスの代理人は声明を発表し、本人はその容疑を「強く否定」し、犬の飼い主ではないと主張していると述べた。

アラバマ大学出身のバグスはNFLでの6シーズン目を迎えようとしている。2019年NFLドラフトの6巡目でピッツバーグ・スティーラーズに指名され、そこで3シーズンを過ごしたバグスは、デトロイト・ライオンズでの2年間を経て、今年1月にチーフスの練習生となっている。チーフスとバグスは2月に再契約し、フューチャー契約を締結していた。

キャリアを通して出場してきた56試合で、バグスはトータルタックル89回、クオーターバック（QB）ヒット12回、タックルフォーロス4回、サック2回を記録している。

チーフスは先週、参加必須のミニキャンプを終えた。

【RA】