コーナーバック（CB）トレボン・ディッグスのPUP（故障者）リスト入り期間は短くすんだ。

ダラス・カウボーイズが現地30日（火）にディッグスをPUPリストから外しており、これでディッグスは練習に参加できるようになる。

2度のプロボウル選出経歴を持つディッグスは昨年9月下旬に行われた練習中にACL（前十字靭帯／ぜんじゅうじじんたい）を断裂し、回復に時間がかかったため、PUPリストに登録された状態でキャンプを開始。回復期間が長かったことも手伝って、ディッグスが復帰に必要な残りの基準をクリアするための日数は少なくすんだ。

カウボーイズがどのようにディッグスを練習場に慣れさせるつもりなのかは分からない——火曜日にヘッドコーチ（HC）マイク・マッカーシーはディッグスがリハビリプログラムに残ることを明言した——が、トレーニングキャンプのこのような早い段階でディッグスがPUPから復帰したことは素晴らしい兆しだ。

マッカーシーHCは28日にディッグスについて「プレー復帰モードに入っている」と述べ、こうつけ加えた。「正確な日付やタイムラインはないが、春に伝えたのと同じ答えだ。慎重に対応するつもりだ。彼は素晴らしい状態に見える。ここに彼が立っていたら、準備はできていると話すだろう。私の立場からすると、慎重さが最も大切だ」

シーズン開幕まで1カ月以上あるカウボーイズにとって、ディッグスのキャンプ参加を急ぐ理由はない。ディッグスはすでに最も重要なハードルの1つをクリアしている。

【KO】