シカゴがキーナン・アレンのレギュラーシーズン初出場を待つ必要はなさそうだ。

ベテランワイドレシーバー（WR）のアレンはかかとを痛めて2024年シーズン初戦を前にクエッショナブルとされていたが、現地8日（日）に控えるテネシー・タイタンズ戦でシカゴ・ベアーズの一員としてプレーするようだ。『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが伝えた。

2回の練習を限定メニューにとどめた後、金曜日にはフル参加を果たしていたことから、アレン出場の可能性は高まっていた。

アレンはベアーズが今オフシーズンに大量獲得してきた補強メンバーの1人だ。ロサンゼルス・チャージャーズで11年間プレーする中でレシーブ904回、1万0,530レシーブヤード、59回のタッチダウンレシーブを記録している。

トレード前の昨季、キャリア通算5度目の100回キャッチを成し遂げるとともに、6度目の1,000ヤードシーズンを達成し、まだ活躍できることを示したアレン。ベアーズはドラフト全体1位指名したクオーターバック（QB）ケイレブ・ウィリアムズのレシーブトリオの一角としてアレンが活躍することを確信している。

その優れた能力を考えれば、アレンが新人クオーターバックであるウィリアムズの好ターゲットと最大の武器になるためのツールを持っているのは確かだろう。D.J.ムーアともう1人のルーキー、ローム・オドゥンゼも、新たにフランチャイズQBとなるウィリアムズとともに戦えるよう再構築されたレシーバー陣として飛躍が期待されている。