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ジャガーズの0勝2敗スタートについて「今の俺たちはひどい」とQBローレンス

2024年09月17日(火) 15:13


ジャクソンビル・ジャガーズのトレバー・ローレンス【AP Photo/Peter Joneleit】

ジャクソンビル・ジャガーズがホームでクリーブランド・ブラウンズに18対13で敗れた後、クオーターバック(QB)トレバー・ローレンスは言葉を濁さずに次のように語った。

「今の俺たちはひどい」

ジャガーズは現地15日(日)に行われた試合でブラウンズの守備陣に対してドライブをまとめあげることができず、唯一のタッチダウンは第3クオーターに新人ワイドレシーバー(WR)ブライアン・トーマスJr.への66ヤードのロングパスが通った後に決められたものだった。

パス30回中14回成功というひどい成績でこの試合を終えたローレンスは、220パスヤード、タッチダウンパス0回、インターセプトなしで、パサーレーティング71.5という数字にとどまった上に、4回サックされている。また、第4クオーター終盤にはサックからセーフティを決められ、ジャガーズの運命はほぼ決定的となった。

「かなりショックだよ」とローレンスは言う。

ジャガーズはローレンスが先発した過去7試合すべてで敗北を喫しており、最後に勝利したのは2023年シーズン第12週に行われたヒューストン・テキサンズ戦だった。

ジャガーズはローレンスがルーキーだった2021年以来の0勝2敗スタートを切っている(当時は0勝5敗でスタートし、最終成績は3勝14敗)。シーズン最初の2週間で合計30点しか挙げられておらず、オフェンスはぎこちなく、リズムをほとんどつかめていない。

ローレンスは「俺たちにはいいグループがそろっていて、いい選手たちもいるし、本来なら本当に優れたオフェンスを展開できるはずだ。でも、現状は全然そうじゃない。全員が責任を持って、自分を見つめ直して、改善しなきゃならない。俺ももっといいプレーをしなきゃならない。俺がこのオフェンスのリーダーだ。俺の責任だ」とコメント。

「ワイドアウトたちももっといいプレーをしなきゃならないし、ラインも、ランニングバック(RB)も改善が必要だ。コーチ陣ももっといい指導をしなきゃならない。正直、全員の問題だ」

次の2週間で2勝0敗のバッファロー・ビルズと2勝0敗のヒューストン・テキサンズとの対戦が控えており、ヘッドコーチ(HC)ダグ・ペダーソンが率いるジャガーズにとって、状況は早くも厳しいものになりつつある。

しかし、ペダーソンHCは「パニックボタンを押すような状況ではないと思う」と述べ、こう続けた。

「シーズンはまだ長い。急いで解決しなければならないことがある。私たちはコーチとして改善すべき点があり、やらなければならないこともあるのだ。全員が自分を見つめ直す必要がある。私自身も含めてね。もっと良くならなければならない。残念だ。本当に素晴らしいプレーが見える瞬間があるのに、それが十分に安定していないのが悔しい」

ジャガーズはこれまでのフランチャイズの歴史(1995年以降)の中で、シーズンを0勝2敗でスタートしたことが10回ある。一方、0勝2敗スタートからプレーオフに進出したことは一度もない。

【KO】