現地13日（日）にシカゴ・ベアーズとの試合を控えるジャクソンビル・ジャガーズは、ハリケーン「ミルトン」の影響により、当初の予定より遅れて金曜日にロンドンに到着する見込みだ。チームがその旨を発表している。

チームのスポークスマンは木曜日に、ジャガーズのメンバーの出発が“若干”遅れたと話した。

カテゴリー3の嵐としてメキシコ湾岸に上陸したこのハリケーンは、フロリダの拾い範囲に強烈な暴風や豪雨、高潮、洪水などの被害を及ぼしている。

ジャガーズはロンドンのホテル前で行う予定だった記者会見を中止し、実施時間を土曜朝に変更。その翌日に、トッテナム・ホットスパー・スタジアムでベアーズと対戦することになる。

ジャガーズは通常、ロンドンゲームに向けては木曜日の夜に出発し、金曜日の朝に到着する形をとっている。ジャガーズはこれまで、ロンドンで11試合に登場した。

ヘッドコーチ（HC）のダグ・ペダーソンは、水曜日にこのトラベルプランに不安はないとしていた。

「明日、出発のタイミングについては影響を受けるかもしれないが、大丈夫そうだし、いずれにせよ回復傾向にある。これから24時間で、われわれの出発時間についてはそれほど大きな遅延や、中断はなく、ほぼ予定通りだと見ている」とペダーソンHCはコメントしている。

また、NFLは「日曜日のスケジュールに変更の予定はない」との声明を発行した。

昨シーズンと同様に、ジャガーズはロンドンで連戦に臨む。ベアーズと対戦した後、ジャガーズは現地にとどまり、翌週にウェンブリー・スタジアムでニューイングランド・ペイトリオッツと戦う予定だ。

木曜日の早い段階で、ミルトンはフロリダ上空を進行しつつカテゴリー1へと勢いを弱めた。ジャクソンビル市はソーシャルメディアを通じて「依然として、一日を通じて強風と高潮の可能性がある」とし、屋内にとどまるよう住人に呼びかけている。

タンパベイ・バッカニアーズはハリケーンの上陸に先立ち、移動プランを早めていた。日曜日にニューオーリンズ・セインツと戦う予定のバッカニアーズは、火曜日に相手の本拠地に到着している。

記事提供：『The Associated Press（AP通信）』

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