ニューオーリンズ・セインツのセンター後ろに次に立つのは、クオーターバック（QB）ジェイク・ヘイナーだ。

現地15日（日）に実施されるワシントン・コマンダース戦で、ヘイナーがNFLで初めての先発出場を果たすと、木曜日の夜に『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・ガラフォロが伝えている。

最初にこのニュースを報じたのは『NewOrleans.Football』のニック・アンダーヒルだった。

QBデレック・カーは左手を負傷しており、日曜日――あるいは、今季の残る試合のすべて――に出場できない。新人スペンサー・ラトラーを抑え、ヘイナーがチャンスをつかんでいる。

今季にカーが斜筋を負傷した際にバックアップを務めたのがヘイナーだった。シーズン第5週にカンザスシティ・チーフスとの試合でカーが負傷した際は、ヘイナーがリリーフとして出場したものの、当時のヘッドコーチ（HC）だったデニス・アレンはその後、ラトラーを先発に抜擢（ばってき）。ラトラーは先発として0勝3敗という数字を残した。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

今回はヘイナーにQB1のチャンスが巡っている。

2023年ドラフトの4巡目でセインツに指名されたヘイナーは、今季に7試合に出場し、パス29回中14回成功（48.3％）、177ヤード、インターセプト0回をマーク。

今年になって皮膚がんを患っていたことが判明したヘイナーだが、それに足止めされることなく、来るコマンダース（8勝5敗）戦でセインツ（5勝8敗）を率いていく。

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