レギュラーシーズンのエンドロールが流れる前に“ハリウッド”がカンザスシティに戻って来るかもしれない。

胸鎖関節の修復手術を受け、そこからの回復中だった“ハリウッド”ことワイドレシーバー（WR）マーキス・ブラウンに、チームとともに練習する許可が出た。これにより、プレーオフより前にフィールドに出る道がひらけたと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが報じている。

現在は故障者リザーブ（IR）に置かれているブラウンは、現地13日（金）か月曜日に21日間の練習期間をスタートする見込みだが、チーフスはブラウンの復帰について慎重な態度で臨むと、ラポポートはつけ加えた。

ブラウンはチーフス攻撃陣にディープスレットの武器をもたらすことを期待されつつ、今季開始前に1年契約を結んだ。しかし、プレシーズンに負傷し、まだチーフスでのデビューを果たしていない。

日曜日にクリーブランド・ブラウンズの本拠地で試合に臨むチーフスには、11日間で3試合が組まれている。シーズン第15週が終われば、12月21日（土）【日本時間12月22日（日）】にヒューストン・テキサンズとのホームでの一戦。その後、クリスマスにはピッツバーグ・スティーラーズの地元へ飛ぶ。レギュラーシーズンの締めとなるのは、デンバー・ブロンコスとのアウェーでの試合になる。

すでにAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）西地区タイトルを決めているチーフスは、ワイドレシーバー陣を温存することもやぶさかではないだろう。これまでにWRラシー・ライスがシーズンを終えた一方、トレードによってディアンドレ・ホプキンスが加わっている。ブラウンとホプキンスは2022年にアリゾナ・カーディナルスでチームメイトだった。

カンザスシティがその帰還を待つかたわら、ブラウンは木曜日にコロラドで執刀医と面会していたとラポポートが報じている。今回もたらされた朗報こそ、チーフスが待っていたものだ。

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