レイダースとの面談は「幸運」で、ブレイディの指導には「大きな意味がある」とインディアナ大学QBメンドーザ
2026年02月28日(土) 11:22
インディアナ大学フージャーズを史上初のナショナルチャンピオンシップ制覇に導いたクオーターバック(QB)フェルナンド・メンドーザがインディアナ州で次の目標について語った。それは、2026年NFLドラフトで全体1位指名を受けることだ。
メンドーザは4月にラスベガス・レイダースからドラフト全体1位で指名される最有力候補となっているが、そのプロセスはまだ終わっていないと改めて強調している。
現地27日(金)、メンドーザは2026年NFLスカウティングコンバインの場で「ラスベガス・レイダースと面談する幸運に恵まれた」と語り、こう続けている。
「素晴らしい面談だった。コーチ陣も同席していて、自分の過去のプレーを振り返ったり、ボードでプレーを確認したりした。とても有意義なミーティングだったと思う」
「彼らが全体1位指名権を持っているのは分かっているけど、ドラフトでは何が起こるか分からないものだ。この機会にワクワクしているし、どのチームに指名されても、全力を尽くすつもりだ」
レイダースや他のチームから指名されなかった場合、そのチームに何と言うかと質問されたメンドーザは「何も言わない。このクラスには素晴らしい選手がたくさんいる。その一員になれただけで光栄だ。悪い感情は抱かない」と答えている。
さらに、メンドーザは“全体1位であろうと、全体199位であろうと”自分を指名してくれたチームには“感謝する”とつけ加えた。
メンドーザはその数字を適当に言ったわけではない。26年前、ニューイングランド・ペイトリオッツがドラフト6巡目でトム・ブレイディを指名したのがまさにその順位であり、現在ブレイディはレイダースのマイノリティオーナーを務めている。メンドーザはレイダースとの正式な面談の際に電話でブレイディに“軽くあいさつ”することができたと明かし、いつか直接会いたいと語った。ブレイディはインディアナ大学がマイアミ大学を破って優勝した試合をレイダースの代表団として訪れていたが、メンドーザはブレイディがサイドラインを歩き回っていたにもかかわらず、自分たちが勝利するまで彼がそこにいることに気づかなかったと話している。
メンドーザとブレイディの対面は近いうちに実現するだろう。メンドーザはコンバインでのワークアウトには参加せず、4月1日(水)にブルーミントンで実施されるインディアナ大学のプロデーでNFLスカウト担当者の前でパスを投げる予定だ。また、メンドーザがラスベガスにあるレイダースの施設を訪問する可能性も高い。メンドーザは以前からブレイディが選手として自分に与えた影響について公然と語っており、金曜日にもその敬意を改めて強調した。
「ああ、つまり、トム・ブレイディを尊敬しない人なんていないだろ? 誰よりも多くのスーパーボウルリングを持っている・・・誰よりもね!」とメンドーザはコメント。
「だから、その機会は素晴らしいものになるだろう。トム・ブレイディは間違いなく史上最高のクオーターバックだと思う。圧倒的な差でね。そんな彼に指導してもらう機会を得られることは、本当に大きな意味がある」
「特に学ぶことが大事だと思っている。つまり、初日からたくさん学ばなきゃいけないし、長い道のりになるだろう。そのようなメンターを得られる可能性があるとすれば、それはとても素晴らしく、大きな意味があることだ」
昨シーズンにフージャーズを16勝0敗に導いたメンドーザは、カリフォルニア大学に在籍していた2024年シーズンまでさかのぼり、大学時代に先発した直近20試合で19勝を挙げている。そのメンドーザの加入が予想されているレイダースは、直近2シーズンで7勝27敗と低迷しており、今オフシーズンには2020年以降で6人目のヘッドコーチ(HC)としてクリント・クビアックを新たに採用した。
しかし、低迷するフランチャイズを立て直すという困難な課題にひるむ様子を見せなかったメンドーザは、次のように話している。
「NFLの状況が一変するのは誰もが見てきたことだ。NFLでの差はほんとに小さい。ごくわずかな点差で決まる試合がたくさんあるし、負け越すか勝ち越すかの差は、たった数回の攻撃や重要なプレーで決まるものだ」
「だから、どのチームに所属しても、アドバイスを受け入れ、コーチ陣の指導に従う。そして、チームメイトのために自分ができる最善のことを全力でやるつもりだ」
メンドーザのサクセスストーリーはよく知られている。メンドーザはどの主要大学チームからもまったく注目されていなかった新入生時代を経て、ハイズマントロフィー受賞者とナショナルチャンピオンに上りつめた。しかし、カリフォルニア大学時代に苦戦した時期を経たことで、ここまで成長できたと考えているメンドーザは、次のようにコメントしている。
「最初の2年間ではたぶん18試合に出場した。正確な数は覚えていないから、引用しないでほしいんだけど、その多くが1スコア差の接戦だった。2年前のケイレブ・ウィリアムズ率いるUSC(南カリフォルニア大学)との対決(50対49で敗北)や翌年のキャム・ウォード率いるマイアミ大学ハリケーンズとの試合(39対38で敗北)など、厳しい敗戦を何度も経験した」
「当時の失敗や惜しいところで逃した経験の多くが、インディアナという新たな舞台でも役に立ったと思っている。ペンシルベニア州立大学やオレゴン大学、アイオワ大学との試合で劣勢に立たされたときもそうだ。過去の失敗から学び、それを成功につなげられるようになった。そして、それはチームメイトの助けにもなりうる」
誰が新たなチームメイトになるのかをメンドーザが知るのは2カ月後だが、その加入先はレイダースだと多くの人から予想されている。どのチームに所属するかにかかわらず、メンドーザは成功の秘訣や、新しいフランチャイズに適応する方法について自身の考えを明らかにした。
「NFLのフランチャイズを率いるには、まずエクイティが必要だ。それを築くには2つの要素が必要になる。1つ目は、良いプレーをすること。俺はそこに全力を注いでいる。フットボール、フットボール、フットボールだ」と語ったメンドーザは次のように続けている。
「チームを率いたいなら、まず良いプレーをしなければならない。そして2つ目は、仕事への取り組み方、リーダーシップ、粘り強さ、ミスへの対応方法を通じて、チームメイトからの尊敬を集めることだ。それらはすべて、俺が取り組もうとしていることだ」
【RA】



































