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カウボーイズがパーカーDCのスキームに合わせてマリスト・リウファウをOLBに変更

2026年02月28日(土) 10:01

マリスト・リウファウ【AP Photo/Rusty Jones】

エッジラッシャーの補強が急務となっているダラス・カウボーイズは、新守備コーディネーター(DC)クリスチャン・パーカーが3-4フォーメーションへの移行を進めていることもあり、ラインバッカー(LB)マリスト・リウファウのポジションを変更することになった。

現地26日(木)、ヘッドコーチ(HC)ブライアン・ショッテンハイマーがキャリア3年目のリウファウのポジションをアウトサイドラインバッカー(OLB)に変更すると正式に発表した。

チーム公式サイトによると、ショッテンハイマーHCは「マリスト・リウファウをアウトサイドラインバッカーに移す。彼の長所に合っているだろう? 彼は長身で腕も長く、ボールを阻むのが非常に得意だ」と述べたという。

かつてドラフト3巡目指名を受けたノートルダム大学出身のリウファウは、カウボーイズでの2シーズンでミドルラインバッカーとして34試合中14試合に先発出場してきた。『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』によれば、2シーズンで720回のスナップに参加し、タックル80回、サック2.5回、クオーターバック(QB)プレッシャー18回をマークしたという。前DCマット・エバーフラスの下では控え選手として埋もれ、昨シーズンのスナップ数はわずか200回にとどまっている。

ポジション変更はパスラッシュの観点では課題となるが、ランゲームではエッジを守れるアーリーダウンのOLBとして問題解決に貢献できる可能性がある。パーカー指導の下、エッジで多才さを発揮できれば、2026年にはリウファウ本人とカウボーイズの双方により多くの選択肢が生まれるはずだ。

身長約188cm、体重約108kgのリウファウにとって、このポジション変更はスムーズにはいかないだろう。リウファウはオフェンシブタックル(OT)に押しつぶされないよう、今後の数カ月で体を増強する必要がある。しかし、カウボーイズは25歳のリウファウがこのポジション変更を経て活躍できると確信しているようだ。

ショッテンハイマーHCは「(彼は)良いプレーをするだろう。俊敏性は抜群ではないが、相手を押し返す力がある。そしてやはり、映像を見ると手の長さは一目瞭然だ。本人も楽しみなようだ。マリスト本人と話したのだが、本人もワクワクしていた。体重を少し増やすためにもう少し食べる必要がある」と述べている。

ポジション変更は口で言うほど簡単ではなく、2月や3月にうまくいきそうに思えても、8月や9月に必ずしもそうなるとは限らない。しかし、リウファウのポジション変更は、ジェイデビオン・クロウニー、ダンテ・ファウラー、サム・ウィリアムズ、ペイトン・ターナーが全員フリーエージェント(FA)となる中で、アウトサイドラインバッカーの補強が急務となっているカウボーイズの事情を浮き彫りにしている。また、このポジション変更により、リウファウがロースター入りし、パーカーDCの下で役割を得る道が開けるかもしれない。

【RA】