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インディアナ大学QBメンドーザについて語るレイダースHCクビアック、「勝者が欲しい」

2026年02月27日(金) 13:34

インディアナ大学のフェルナンド・メンドーザ【Ryan Kang via AP】

ラスベガス・レイダースのジェネラルマネジャー(GM)ジョン・スパイテックはクオーターバック(QB)フェルナンド・メンドーザについて直接的に言及することを避けたかもしれないが、新ヘッドコーチ(HC)クリント・クビアックはドラフト全体1位指名が予想されているメンドーザについて質問された際に、そのような躊躇(ちゅうちょ)を見せなかった。

チーム公式サイトによると、クビアックHCは現地25日(水)に「彼のことを学び続けるのが楽しい。私だけでなく、うちのコーチングスタッフ全員がそうだ」と述べたという。

「特にそのポジションでは、コーチ全員に関わってもらいたいと思っている。全員の意見を聞きたいが、もちろん彼は成功を収めてきたし、昨年も多くの成功を収めた」

「彼はナショナルチャンピオンシップを制したし、そういう選手が欲しい。勝者が欲しいのだ」

2025年にインディアナ大学を16勝0敗で史上初の全国制覇に導いたメンドーザは、印象的なバックショルダーパス能力や優れたパス精度、タフさ、プレッシャー下でも立ち向かう意志など、NFLレベルのスキルを幅広く披露した。あらゆる評価において、インディアナ大学のスター選手であるメンドーザは、NFLのスカウト担当者が先発クオーターバックに求める目に見えないリーダーシップの資質を備えている。

今後の2カ月で劇的な変化が起きない限り、メンドーザは4月のドラフトでレイダースに指名されるだろう。クビアックHCがメンドーザの能力について率直に語る姿勢は、その可能性をより明確にしている。ただし、クビアックHCはQB陣構築のためにあらゆる手段を模索しているとつけ加え、将来への橋渡し役としてジーノ・スミスを残留させる可能性も排除していないと述べた。

「今はあらゆる選択肢を検討中だ」と明かしたクビアックHCは「昨季のジーノのプレーを見たし、以前の実績ももちろん把握している。今はあらゆる可能性を考慮に入れ、来季のクオーターバックについて可能な限り多くの道を模索している。彼も間違いなくその選択肢の1つだ」と続けている。

レイダースは2002年シーズンを最後にプレーオフで勝利していない。この流れを止め、コーチ陣が何度も入れ替わっている状況を脱却するには、クビアックHCが勝てるクオーターバックを獲得することが最優先だ。しかし、フリーエージェント期間やドラフトを控える中で、レイダースにはQB以外にも補強が必要なポジションが複数存在している。

スパイテックGMは、ディフェンシブエンド(DE)マックス・クロスビーを低迷し続けるチームに残留させる説得方法を論じる中で、短期間でチームを立て直せる可能性はあると指摘した。クビアックHCは同じ考えを示した一方で、常勝チームが安易な道を選ばないことも理解している。

『Las Vegas Review-Journal(ラスベガス・レビュー・ジャーナル)』によると、クビアックHCは「それについては全員が同じ認識だと思うが、NFLが“今日、君は何をしてくれた?”と言われるような世界だということも理解している。だから確かに、私たちの道のりは長い」と語ったという。

「しかし、私たちも成功できる状況を整える必要がある。ゆっくり物事を進めることは期待されていない。勝ちたいし、今すぐ勝つことが理想だ」

近年、急速な立て直しに成功したチーム――2025年のニューイングランド・ペイトリオッツや2024年のワシントン・コマンダース――には明らかな共通点があった。それは、クオーターバックの選択に成功したことだ。レイダースもその仲間に加わることを目指している。

【RA】