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バッカニアーズ一筋のWRエバンスがFAで「全32チームを検討する」意向を代理人が明かす

2026年02月27日(金) 13:13

タンパベイ・バッカニアーズのマイク・エバンス【Cooper Neill via AP】

13年に及ぶNFLキャリアの中で、マイク・エバンスが初めて新しいジャージーに袖を通すことになるかもしれない。

タンパベイ・バッカニアーズの首脳陣は今週、このスターワイドレシーバー(WR)の引き留めに依然として関心があることを示した。一方で、エバンスの代理人を務めるデリック・ギルモアは、今週放送された“The Drive with TKras(ザ・ドライブ・ウィズ・ティークラス)”に出演した際、トム・クラスニキに対し、エバンスは自身の市場価値を見極める意向だと改めて強調している。

『Pewter Report(ピューター・レポート)』によれば、ギルモアは「彼は全32チームを検討したいと考えているはずだ」と語ったという。

「私がここで“ああ、そうだ。われわれは新天地を探している”と言うことはできない。それは今のマインドセットではなく、ただ状況を分析したいだけだ。ビジネス上の決断を下すときは、腰を据えて詳細を確認し、収支を見極め、すべての要素を確実に評価する必要がある。そうすることで、感情に流されずに決断を下せるようになる。今やろうとしているのはそういうことだ。前回も同じように進めた。感情的な決断をしなかった結果、彼はタンパに戻ることになった」

エバンスはケガに悩まされたシーズンを終えたばかりであり、出場試合はわずか8試合、キャッチ30回、368ヤード、タッチダウン3回という成績に留まった。12シーズンのキャリアの中で、1,000ヤードの大台を割り込んだのはこれが初めてのことだ。

市場に出ることになれば、2020年にバッカニアーズの一員としてスーパーボウル制覇を経験しているエバンスは、2個目のリングを手にするチャンスを最優先することになるだろう。

「彼は、おそらく多くのファンが理解している以上に、競い合い、勝利することを愛している選手だ。本当に、勝負と勝利を愛している」とギルモアは述べている。

「彼は単に“金が欲しい”などと言っているわけではない。自分の価値に見合った報酬を求めるのは当然だが、それが最優先事項ではないということだ。落ち着いて“彼がすべての目標を達成できる場所はどこか”を検討したい。その目標とは、スーパーボウルで優勝することであり、記録を塗り替えること。それが極めて重要になる。そして、オフェンスのスタイルもだ」

「誰がプレーコーラーになり、誰がコーディネーターを務めるのか。そして、誰がクオーターバック(QB)になるのか。それらを踏まえ、真に成功を収められる能力があるかどうかを彼は知りたがっている。もし困難な状況になったとしても、成熟し、経験豊富で、勝利を重ねてきた実績を持つQB、どう振る舞うべきかを知っている存在を求めている。私はここにいるQBたちを何人か見てきた。中には実に見事なパスを投げる者もいる。これまでは詳しく調査していなかったが、今は違う。マイクにとって、どこへ行くにせよすべてを成し遂げられる環境であることは重要になるだろう」

「ただ、これだけは言っておこう。タンパが、われわれの求めるあらゆる要素を満たせないという理由はどこにもない」

バッカニアーズへの帰還も選択肢としては残っているが、フリーエージェント市場が解禁されれば、現在、『NFL.com』のフリーエージェントランキングで16位につけている32歳のベテランには大きな需要が見込まれるはずだ。Xレシーバーが不足している現在のリーグにおいて、身長196cmを誇るエバンスは、今なお試合の行方を左右する存在であり続けている。もしバッカニアーズを去ることになったとしても、クリス・ゴッドウィン、エメカ・エブカ、ジェイレン・マクミランらが中心となるWR陣の将来は明るいと、このベテランは信じている。

「これだけは言っておこう。マイクが私を通じてみんなに伝えてほしいと言っていたことがある。あのワイドレシーバー陣にはエリート級の才能がそろっているということだ」とギルモアは話している。

「あのチームのワイドレシーバーポジションには、凄まじい才能が溢れている。本当に計り知れない才能だ。キッズという言葉は語弊があるかもしれないが、みんな彼より若い選手たちだからあえて使わせてもらうと、彼はキッズのことを愛しているし、彼らが成功する姿を見たいと願っている。それは間違いない」

【R】