ニューオーリンズ・セインツの唯一のスーパーボウル優勝を支えたヒーローの1人が今年、チームの歴史に永遠に刻まれることになった。

セインツは現地18日（水）に、元コーナーバック（CB）トレイシー・ポーターとセーフティ（S）ブレット・マクシーをチームに迎えることを発表。2人はシーズン第15週のセインツ対カロライナ・パンサーズの試合が組まれた週末に、殿堂入りするという。

ポーターはセインツでは4シーズンしかプレーしていないものの、バイユーにいた短い時間で足跡を残している。ポーターはセインツの歴史上、最も有名なプレーの1つを決めた選手。第44回スーパーボウルの第4クオーターで、インディアナポリス・コルツのクオーターバック（QB）ペイトン・マニングをインターセプトし、リターンタッチダウンにつなげて31対17での勝利を決定づけた。

2008年NFLドラフトの2巡目でセインツに指名されたポーターは、43試合に出場し、先発は39回だった。

一方、マクシーはセインツで9シーズンを送り、インターセプト15回をマーク。セインツの初めての勝ち越しシーズンとプレーオフ進出における、主要メンバーだった。1987年シーズン第11週、ピッツバーグ・スティーラーズ戦での、第4ダウンのタックルが、フランチャイズ史上初のウイニングシーズンの決め手となった。

セインツは同じく水曜日に、スティーブ・グリーソンがセインツのホール・オブ・フェイム・カレッジ・アワードの、また、元『WGNO』スポーツディレクターの故エド・ダニエルズがジョー・ジェメリ・“フルール・ドゥ・リス”アワードの受賞者となることを明かしている。

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