ニューイングランド・ペイトリオッツの守備コーディネーター（DC）テレル・ウィリアムスが予期せぬ健康上の問題に対応するため、数日間チームを離れると、ヘッドコーチ（HC）マイク・ブラベルが現地10日（水）に明かした。

ブラベルHCは具体的な症状や、ウィリアムスDCが日曜日に行われるマイアミ・ドルフィンズ戦を欠席するかどうかについて明言を避けた。その一方で、春のルーキーミニキャンプ中にチームを離れる原因となった健康上の問題と今回の問題は無関係だと述べている。

ブラベルHCは「問題が浮上したので、追加の検査が必要になるだろう。だが、私自身もチームも、彼がそれに専念し、チームはマイアミに向けて準備を整えるのが最善だと考えている」とコメント。

ブラベルHCはウィリアムスDC不在の間は自身とインサイドラインバッカーコーチのザック・カーが他のスタッフと連携してすべてが滞りなく進むよう対応していると述べた。さらに、ウィリアムスDCがドルフィンズ戦に間に合わない場合、守備のプレーコールについては週内に調整する見込みだとつけ加えている。カーは春にウィリアムスDCが遠隔でチームと連絡を取り合っていた際に、現地での業務を代行していた。

ブラベルHCによると、ウィリアムスDCの健康上の問題はラスベガス・レイダースに敗れたシーズン初戦を終えた後に発生したという。

ウィリアムスDCは7月、トレーニングキャンプの練習中にも脱水症で治療を受けていた。

「これが現状だ」と述べたブラベルHCは「私は彼や選手たちの家族、関係者全員が最善の状態であることを望んでいる。今は推測できない。彼が回復に専念し、何をすべきかを見極められるようにしたいだけだ」と続けている。

必要であればカーがウィリアムスDCの代役をうまく務められると確信しているコーナーバック（CB）マーカス・ジョーンズは、次のようにコメントした。

「チームの全員、そういうことに関しては常に同じ考えを持っている。ザックには今、何の疑いもない。T（ウィリアムスDC）とカーの2人がいるとき、彼らのエネルギーやすべてが最高で、俺は2人のそういう部分をすごく気に入っている」

記事提供：『The Associated Press（AP通信）』

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