ダラス・カウボーイズがタイラー・スミスをガード（G）で最も高給取りの選手にした。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが現地13日（土）に伝えたところによると、カウボーイズと、2度のプロボウルに選出されているタイラー・スミスが、4年9,600万ドル（約141億7,618万円）、保証額8,120万ドル（約119億9,068万円）の契約延長で合意に達したという。その後、チームからの発表があった。

年平均2,400万ドル（約35億4,404万円）を稼ぐことになるスミスは、7月15日（火）にカンザスシティ・チーフスと9,400万ドル（約138億8,084万円）の延長契約を結んだトレイ・スミスを抜き、NFLで最高給のガードとなった。

24歳のスミスは最初の3シーズンを通して、カウボーイズのオフェンシブラインで信頼性と多才さを持った選手としてチームに貢献した。

2024年には2年連続でプロボウルに選出され、カウボーイズの主力レフトガードとしての地位を確かなものにしている。

2022年のNFLドラフト全体24位で指名されたスミスは、ケガをしたタイロン・スミスの代役としてレフトタックル（LT）にポジションを変えてキャリアをスタートさせた。ルーキーシーズンの大半でクオーターバック（QB）ダック・プレスコットのブラインドサイドロッカーとして先発出場し、彼の多様性はダラスにとって貴重なものとなっている。

カウボーイズはここ1カ月、次々と主力選手との長期契約を締結しており、スミスの契約延長は、コーナーバック（CB）ダロン・ブランド、タイトエンド（TE）ジェイク・ファーガソンに続くものだ。

チームは今オフシーズンにスミスの5年目オプションを行使していたが、土曜日の大型契約延長により、長期にわたって彼を確保することにした。

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