ニューヨーク・ジャイアンツからドラフト1巡目指名を受けた新人クオーターバック（QB）ジャクソン・ダートは、プライムタイムでの復帰に向けてすべての準備が整ったようだ。

ジャイアンツが現地27日（木）、ダートが脳しんとうプロトコルをクリアしたと発表。ダートは月曜夜に行われるニューイングランド・ペイトリオッツ戦で先発復帰すると見込まれている。

シーズン第10週に敗れたシカゴ・ベアーズ戦で負傷したダートは、直近の2試合を欠場。ジャイアンツはいずれの試合もバックアップQBジェイミス・ウィンストンの奮闘もむなしく敗北を喫した。ダートは火曜日と水曜日の練習にフル参加している。

ジャイアンツが6連敗に歯止めをかけることを目指す中、ダートはおそらく先発の座を取り戻すだろう。

ベアーズ戦に敗れた後、ヘッドコーチ（HC）を務めていたブライアン・ダボールが解任されたため、次戦はダートにとって初めて暫定HCマイク・カフカの下でプレーする試合となる。

デュアルスレットの能力を持つミシシッピ大学出身のダートは、1,417パスヤード、タッチダウン10回を記録する一方でインターセプトを3回に抑え、ランでも317ヤード、タッチダウン7回を決めてきた。ダートの果敢なランスタイルは懸念すべき点となっており、今後は特に注目されるだろう。

ダートとジャイアンツ（2勝10敗）は12月1日（月）アメリカ東部時間20時15分【日本時間2日（火）10時15分】から敵地でペイトリオッツ（10勝2敗）と対戦する。

【RA】