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ライオンズWRセント・ブラウンが足首負傷でパッカーズ戦を途中退場、しばらく欠場の可能性も

2025年11月28日(金) 08:59

デトロイト・ライオンズのアモン-ラ・セント・ブラウン【Kevin Sabitus via AP】

現地27日(木)に31対24で敗れたグリーンベイ・パッカーズ戦で、デトロイト・ライオンズのスターワイドレシーバー(WR)アモン-ラ・セント・ブラウンが足首の負傷でロッカールームに下がり、後半開始早々に試合から除外された。

ライオンズのヘッドコーチ(HC)ダン・キャンベルは試合後、セント・ブラウンのケガが“長期的な”ものにはならないと予想しているが、しばらく欠場する可能性はあると述べた。

キャンベルHCは「明日にはもっと詳しいことが分かるはず」と報道陣に話している。

「長期的なものにはならない気がしているから、それが朗報だ。しかし、すぐに治るという意味ではない。運が良ければ、1週間か2週間で復帰できるだろう」

セント・ブラウンは第1クオーター残り6分19秒の時点で退場。パッカーズのセーフティ(S)ゼイビア・マッキニーと対峙していたセント・ブラウンに、チームメイトのセンター(C)トリスタン・コロンが誤って背後からぶつかったことが原因だった。セント・ブラウンは自力で歩いていたが、足を引きずっているのは明らかだった。

オールプロに2度選出された経歴を持つセント・ブラウンは、木曜日の試合までにレシーブ75回、884ヤード、タッチダウンレシーブ9回を記録し、ライオンズをけん引していた。木曜日の試合では1回ターゲットになったもののキャッチできず、第3クオーターの序盤に離脱が確定している。

ライオンズではすでに、タイトエンド(TE)サム・ラポルタが背中の負傷で残り試合を欠場することが決まっている。セント・ブラウンを失うことはそれだけでも大きな打撃だが、すでにラポルタが離脱していることを踏まえると、さらに深刻だと言えよう。これにより、クオーターバック(QB)ジャレッド・ゴフの主なターゲットはワイドレシーバー(WR)ジェイムソン・ウィリアムズとランニングバック(RB)ジャーマイア・ギブスに限られる可能性が高い。ウィリアムズは木曜日の試合で、セント・ブラウンの除外が決まった時点ですでにタッチダウンレシーブを決めていた。

今後、ライオンズはセント・ブラウンの足首のケガがどれほど深刻かを見極めることになる。

【RA】