全体1位指名権を巡るトレード交渉に含みも「実現するとは思わない」とジェッツGMムージー
2026年03月03日(火) 14:37
NFLのジェネラルマネジャー(GM)が断定的な物言いをすることは滅多にない。状況が不意に一変した場合に備え、常に逃げ道を残しておくものだ。
ニューヨーク・ジェッツのダレン・ムージーGMは、友人であるラスベガス・レイダースのジョン・スパイテックGMに対し、全体1位指名権とクオーターバック(QB)フェルナンド・メンドーサの指名権を巡るトレードの打診をするかと問われ、これ以上ないほど率直に答えた。
『ESPN』のリッチ・チミニによれば、先週開催されたNFLスカウティングコンバインの場で、ムージーは含み笑いを浮かべながら次のように応じたという。
「もちろん、あらゆる可能性について話し合うつもりだ。だが、それが実現するとは思っていない」
ムージーとスパイテックは2013年から2015年までデンバー・ブロンコスでスカウトとして共に働いていた仲だが、その友情をもってしてもトレードが加速することはない。スパイテックは、有能なGMなら誰もがそうするように、全体1位指名権へのオファーには耳を傾けると公言している。ジェッツが保有する豊富な指名権と、レイダース側がわずか1つ順位を下げるだけで済むという事実を考えれば、もしスパイテックが真剣に移籍を検討するなら、ギャンググリーンが最有力候補となるはずだ。ムージーの回答は、周知の事実、すなわちスパイテックがメンドーサを指名することを裏づけている。少なくともジェッツGMの答えは、スパイテックに指名権を手放させるために必要な法外な代償を支払うつもりはない、という意思の表れだ。
ジェッツはクオーターバック問題の長期的な解決策を必要としている。あいにく、ドラフトを控えた現在の評価では、トップ10指名に値するQBはメンドーサただ一人だ。先週、ジェッツがディフェンシブエンド(DE)ジャーメイン・ジョンソン二世をトレードで放出した事実は、ギャンググリーンが全体2位指名権をエッジディフェンダーに費やすという明確なメッセージとも取れる。現在、同ポジションの補強は火急の課題となっている。
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