カウボーイズKオーブリーに「好条件を提示済み」とジョーンズオーナー
2026年03月03日(火) 14:39
ダラス・カウボーイズはランニングバック(RB)ジャボンテ・ウィリアムズの契約をまとめ、ワイドレシーバー(WR)ジョージ・ピケンズとは長期契約の締結を目指しながらフランチャイズタグで権利を確保した。次なる優先事項は、スターキッカー(K)ブランドン・オーブリーとの複数年契約だ。
カウボーイズのオーナーであるジェリー・ジョーンズは先週、制限付きフリーエージェントとなっているオーブリーに対し、チームがすでに条件を提示していることを明かした。
チームの公式サイトによれば、ジョーンズは次のように語っている。
「彼は並外れた存在だ。彼のこれまでのストーリーは素晴らしいし、それがカウボーイズと共に刻まれているという事実も気に入っている。われわれが話し合っているのは、彼がチームに貢献してくれることへの正当な評価だ。ここで私が語ることが交渉のすべてではないが、彼にはすでに好条件を提示している」
オーブリーは大学時代にフットボールではなくサッカーに打ち込み、2018年に解雇されるまでUnited Soccer League(ユナイテッド・サッカー・リーグ)で短期間プレーしていた異色の経歴を持つ。2022年にUSFL(ユナイテッド・ステイツ・フットボール・リーグ)のバーミンガム・スタリオンズに加入して以降、そのキャリアは急上昇を遂げた。2023年にカウボーイズへ加わると、瞬く間にリーグ屈指の精度を誇るキッカーへと成長。その強靭な脚力は、60ヤード超えのフィールドゴールをもルーティンワークのように軽々と決めてしまうほどだ。
しかし、NFLへの異例の道のりは報酬面において不利に働いている。この3年間でオーブリーが手にした金額は合計で300万ドル(約4億7,160万円)にも満たず、『Over The Cap(オーバー・ザ・キャップ)』によれば269万5,000ドル(約4億2,365万円)だという。
オーブリーが完全に制限なしで市場へ出ることはない。制限付きフリーエージェントとしてカウボーイズがテンダーを提示すれば、仮にオーブリーが他チームと契約した場合でも確実に見返りを得ることができる。2巡目テンダーを提示した場合、オーブリーの年俸は580万ドル(約9億1,176万円)となる。もし他チームがオーブリーと契約し、カウボーイズがそれと同条件の契約提示を見送った場合、代償としてドラフト2巡目指名権を受け取ることになる。
2巡目テンダーの金額だけでも、オーブリーはスーパーボウル覇者のハリソン・バッカー(640万ドル/約10億608万円)とジェイク・エリオット(600万ドル/約9億4,320万円)に次ぎ、NFLで3番目に高額な報酬を得るキッカーとなる。
フィールドを半分越えた瞬間にカウボーイズを得点圏内へと導くオーブリーが、絶大な武器となっていることを考えれば、リーグ最高給のキッカーとなるのはもはや既定路線と言えるだろう。焦点は、バッカーの金額をどれほど上回るかだ。
カウボーイズの上級副社長を務めるスティーブン・ジョーンズは先週、「シーズンが始まる前からオーブリー側とは話し合いを続けてきた」と記者団に語っている。
「これまでの道のりは長かったが、まだ全員が合意できる地点には至っていない。完了はしていないが、ぜひとも契約をまとめたいと考えている」
【R】



































