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コルツQBジョーンズ、腓骨骨折と判明

2025年11月28日(金) 08:28

インディアナポリス・コルツのダニエル・ジョーンズ【Sean Ryan via AP】

インディアナポリス・コルツのクオーターバック(QB)ダニエル・ジョーンズは腓骨の負傷でシーズン第12週の故障者レポートに名前が記されていたが、そのケガを抱えたままカンザスシティ・チーフス戦に出場した。

そして現地27日(木)、ジョーンズが腓骨を骨折していることが判明したと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じている。

ラポポートは情報筋の話をもとに、ジョーンズ本人はこのケガを気にしていないとつけ加えた。

ジョーンズは水曜日の練習では限定参加にとどまっていたが、日曜日に控えるAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区2連覇中のヒューストン・テキサンズとの大一番を前に、木曜日にはフル参加に格上げされている。

2019年ドラフト1巡目でニューヨーク・ジャイアンツから指名されたジョーンズは、コルツに加入してから見事な復調を遂げており、チームを8勝3敗で地区内首位へと導いている。昨年ジャイアンツから放出されたジョーンズは、ミネソタ・バイキングスに短期間所属した後、今オフシーズンにコルツと契約した。アンソニー・リチャードソンを抑えて先発の座を勝ち取ったジョーンズは、その後も順調に活躍し、コルツを素晴らしいシーズンへと導いている。

ジョーンズはここまで2,840パスヤード、タッチダウン17回(ルーキーシーズンを除いて過去最多)、インターセプト7回を記録。パス成功率(69.1%)とパサーレーティング(101.4)はキャリアハイとなっている。

ジョーンズの状態は間違いなくシーズン第13週以降も注視する必要があるだろう。

【RA】