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長髪カットのディープフェイク動画が話題も「切る予定はない」とジャガーズQBローレンス

2026年05月28日(木) 12:17

ジャクソンビル・ジャガーズのトレバー・ローレンス【Joe Robbins via AP】

ジャクソンビル・ジャガーズのフランチャイズクオーターバック(QB)トレバー・ローレンスが最近髪を切ると、本人のもとに数十件ものメッセージが届いた。

ローレンスの祖母までもが反応したほどだ。

しかし、ローレンスが髪を切った、あるいは切ったように見せたことについて、好意的な意見を寄せる者は誰もいない。今月初めに公開されたチームのスケジュール発表動画では、ローレンスが自慢のブロンドの長髪をバッサリと切り落としたかのような姿が映し出されていた。

結局、それは加工された映像だったことが判明している。

ジャガーズが全10回のチーム合同練習(OTA)の初日を終えた現地26日(火)、ローレンスは「“あれ、本物じゃないよね?”という連絡がたくさんきた」と語った。

「俺が“違うよ”と答えると、みんな“ああ、良かった”って。それから、あの髪型がどれだけひどかったかを話し始めるんだ。でも、もし俺が“本当だよ”って答えていたら、みんなが何て言ったか気になるね」

『The Cut(ザ・カット)』と題されたジャガーズによる2分間の動画は、『X(旧ツイッター)』で400万回近く再生され、NFL各チームが公開したスケジュール動画の中でもトップ5に入った。多くの人々が、ローレンスが本当に髪を切ることを選んだのかと疑問を抱き、注目を集めたのは間違いない。

「俺くらいの世代なら、たいていは信じない」とローレンスは言う。

「でも、年齢が上がるにつれて、AIやフェイク動画はなかなか見分けられない」

ジャガーズは翌朝、動画で着用するウィッグをローレンスがフィッティングしている舞台裏を公開し、事態を収拾させた。一つ問題があったとすれば、仮にローレンスが本当に髪を切るとしても、決してそのウィッグのようなスタイルは選ばなかったことだ。

「見た目は良くなかったけど、本物みたいだった」とローレンスは話している。

さらに、自身のトレードマークであるスタイルを変える予定は「当分の間」ないとつけ加えた。特に昨シーズンの成功の後では、なおさらだ。ローレンスは17試合に先発し、4,007パスヤードとキャリアハイのタッチダウン29回を記録した。ランでもタッチダウン9回をマークしている。

ヘッドコーチ(HC)リアム・コーエンの就任1年目に、ジャガーズは13勝4敗でシーズンを終え、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区を制し、AFCプレーオフの第3シードを確保した。

チームは先発メンバー22人のうち19人が残留しており、1998年シーズン以来となる2年連続のポストシーズン進出を目指している。今後注目すべき点の一つは、2年1,000万ドル(約15億9,540万円)の契約を結んだフリーエージェントのランニングバック(RB)クリス・ロドリゲスJr.が、初回の任意ワークアウトに姿を見せなかったことだ。コーエンは詳細を語らず、「いずれ負傷報告が出るだろう」と述べるにとどめた。

初日の話題はローレンスのニセ散髪に集中したが、実際に髪型を変えたのはキッカー(K)キャム・リトルだった。髪をブリーチしたリトルは、両親に送った写真が本物だと信じてもらえず、ビデオ通話をしなければならなかったという。

「彼はまるでチア・ペット(頭から草が生えてくる置物)だ」とローレンスは笑いながら話している。

「おかしなこともするけど、あんな格好がサマになるのも珍しい。センスがいいんだ。俺があんなことをしても、彼のように格好良くはなれない」

【R】