ブロンコスとペイトンHCが新たな5年契約に合意
2026年06月12日(金) 09:15
デンバー・ブロンコスは2030年まで首脳陣の体制を維持したいと考えている。
現地11日(木)、ブロンコスがヘッドコーチ(HC)ショーン・ペイトンと2030年シーズンまで続く新たな5年契約に合意したと発表。これはジェネラルマネジャー(GM)ジョージ・ペイトンが5月に結んだ5年契約と同じ期間となっている。
第一報を伝えたのは『ESPN』だ。
チームオーナーのグレッグ・ペナーは声明で「ショーン・ペイトンはこの3シーズンで見事な立て直しを成し遂げ、高い期待を伴う勝利の文化を根付かせてきた」と述べている。
「彼がジョージ・ペイトンと緊密なパートナーシップを築いていること、そしてフットボール運営部門全体で方針の一致と安定性が保たれていることに感謝している」
「ブロンコスにとって非常にエキサイティングな時期に、これまでの進歩をさらに発展させながら、ショーンが今後もヘッドコーチとしてチームを率いてくれることをうれしく思う」
ブロンコスは2023年にペイトンHCに指揮官の座を託して以来、劇的な変貌を遂げている。チームは第44回スーパーボウルで優勝した経験を持つコーチを招くために、2023年ドラフト1巡指名権と2024年ドラフト2巡指名権をニューオーリンズ・セインツへトレードした。
当時のブロンコスは、第50回スーパーボウル制覇を果たした2015年シーズンを最後にプレーオフに進出できていなかったうえに、クオーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンを獲得する判断が功を奏しなかったことを受けて行き詰まっていた。ペイトンHCは就任1年目にブロンコスを8勝9敗に導き、これは2017年シーズン以降で最も多い勝利数となった。その後、ブロンコスは当時の史上最高額である8,500万ドル(約136億1,628万円)のデッドキャップを負担してウィルソンと決別。数カ月後には、QB育成の名手として知られるペイトンHCと2024年ドラフト1巡目で指名したQBボー・ニックスにタッグを組ませた。
ニックスのルーキーシーズンにブロンコスは10勝7敗を記録し、ワイルドカードラウンドに進出した。そして2025年、ペイトンHC率いるチームは最も楽観的な予想さえ上回る早さで成長を遂げ、14勝3敗でAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)第1シードを獲得。これはフランチャイズ史上2番目に優れたレギュラーシーズン成績となった。ニックスは激闘の末にバッファロー・ビルズを制したディビジョナルラウンドで足首を骨折してしまい、翌週のニューイングランド・ペイトリオッツ戦で敗れたブロンコスには“もしニックスが負傷していなければ”という悔しさが残った。しかし、その悔しさを和らげるような明るい未来が待っていると信じるに足る理由はある。
そのことを十分に認識しているブロンコスは、急速な再建を成し遂げたヘッドコーチに報い、ペイトンHCとペイトンGMのコンビを今後何年にもわたって維持することになった。
ペイトンHCは木曜日、チームが自身をペイトンGMとセットで残す判断を下したことについて「それは極めて理にかなっていると思う」とコメント。
「その機会を与えてもらえたことに心から感謝している。すでにお話しした通り、三位一体の体制、つまりウォルトン・ペナー・グループのキャリーやグレッグ、そしてジョージと共に仕事ができるのは恵まれている。私はニューオーリンズでもオーナー陣やミッキー(ルーミス、セインツGM)と素晴らしい経験ができたが、このリーグで2チーム連続でそんな環境に恵まれるのは難しいことだ。彼らが私に戻ってきてほしいと思ってくれたことに感謝しているし、これからも勝ち続けられるよう全力を尽くすつもりだ」
ペイトンGMは2021年に就任し、ペイトンHCが加わる前からチームにいるが、この2人はタッグを組んだ過去3シーズンで32勝19敗という成績を残している。チームの勝利数は8勝から10勝、そして14勝へと伸び、プレーオフ圏外からワイルドカード進出、さらにスーパーボウル出場まであと一歩というところまで迫った。
ブロンコスは近いうちにその壁を突破して再びスーパーボウル制覇を成し遂げるという信念のもと、2人の契約を延長している。
【RA】



































