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NFLの元RBクリス・ジョンソンがALSと診断されたことを公表

2026年06月30日(火) 11:41

クリス・ジョンソン【(AP Photo/Wade Payne, File)】

現地29日(月)、プロボウル選出3回を誇る元ランニングバック(RB)クリス・ジョンソンが、筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断されたことを明かした。

ジョンソンは『Good Morning America(グッドモーニング・アメリカ)』でマイケル・ストレイハンのインタビューに応じ、2025年にALSと診断されたと告白。病状は急速に進行しており、現在は視線で操作する音声生成装置を使って話している。

「まずみなさんに知ってほしいのは、俺は今も俺だということだ。ALSによって身体的にできることは変わったが、自分が何者であるかは変わっていない」とジョンソンは語った。

この1年で急激に病状が悪化し、かつてのスターRBの体は思うように動かせなくなった。それでも、病と闘い続ける決意が揺らぐことはない。

「正直なところ、その診断を完全に受け止められる日が来るのかは分からない。最初はショックを受けた。その後で、自分には2つの選択肢があると気づいた。諦めるか、闘うかだ。俺は闘うことを選んだ」とジョンソンは診断について語った。

40歳のジョンソンによれば、最初に現れた症状は握力の低下だったという。診断を受けてから間もなく自身の声を録音し、音声生成装置がその声を再現できるようにした。

「想像していたよりもはるかに速いペースで進行し続けている。ALSがどれほど急速に体をむしばんでいくのかを知ってほしい。1年ちょっと前には、バースデーケーキの前で願い事ができるように7歳の娘を抱き上げていた。今はそれができない」とジョンソンは話している。

ルー・ゲーリッグ病とも呼ばれるALSは、脳や脊髄の神経細胞に影響を及ぼす進行性の神経変性疾患だ。ALSでは運動ニューロンの変性が進み、最終的には死に至る。

「家族にALSの病歴はない」とジョンソンはストレイハンに語った。

「医師からは、俺の場合はいわゆる孤発性ALSだと聞いている。実際、ALSの大多数はこの形で起こる。それが、この病気がこれほど衝撃的な理由の一つだ。まさか自分がなるとは思ってもいなかった人にも起こり得る」

2008年のドラフト1巡目でテネシー・タイタンズに指名されたイーストカロライナ大学出身のジョンソンは、まれに見るスピードを誇り、何度もディフェンダーを置き去りにしてきた。その圧倒的なスピードは2年目の2,006ランヤード獲得につながり、“CJ2K”の愛称を得ることになった。タイタンズで6シーズン、ニューヨーク・ジェッツで1シーズン、アリゾナ・カーディナルスで3シーズンを過ごし、2017年シーズン終了後にキャリアを終えている。10シーズンで9,651ランヤード、タッチダウン55回を記録し、キャリア開始から6年連続で1,000ヤードを達成した。

タイタンズのオーナーであるエイミー・アダムス・ストランクは月曜日に発表した声明で次のように述べている。

「言葉では表しきれないほど組織に大きな足跡を残す人がいます。クリス・ジョンソンは、私たちにとってそういう存在です。フィールド上でのリーダーシップに加え、ロッカールームやナッシュビルのコミュニティに与えた影響によって、彼はこのフランチャイズの物語に永遠に刻まれました。この知らせを受けるのはとてもつらいことであり、私たちはクリスが歩む道のりの一歩一歩を支えていきます。彼と家族に寄り添い、世界中のファンとともにクリスへの愛を示したいと思います」

ジョンソンのタイタンズ時代の元チームメイトで、2010年から2012年までテネシーでプレーした元ラインバッカー(LB)ティム・ショーは、2014年にALSと診断された。ショーは長年にわたって病と闘い続けており、身体機能は低下している。

ジョンソンは、病と闘い続ける意欲を支えているのは妻と4人の子どもたちだと言う。

ジョンソンは妻ブリトニーさんについて「闘病生活の中で、彼女は一度も俺のそばを離れなかった」と語った。

「子どもたちも、前を向き続ける大きな理由だ。毎日目が覚めるたびに、もっと一緒に過ごす時間がほしい、もっと思い出を作りたい、ただ父親でありたいと思っている。彼らが、闘い続ける理由を与えてくれている」

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