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「すごくうらやましい」とペイトリオッツHCブラベルのスーパーボウル進出を語るタイタンズDTシモンズ

2026年07月06日(月) 12:13

テネシー・タイタンズのジェフェリー・シモンズとニューイングランド・ペイトリオッツのヘッドコーチ(HC)マイク・ブラベル【NFL】

マイク・ブラベルがテネシー・タイタンズでヘッドコーチ(HC)を務めた5シーズンの間に、ディフェンシブタックル(DT)ジェフェリー・シモンズはプロボウル選出のディフェンシブラインマンへと成長した。チームも3度のプレーオフ進出、2度のAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区制覇、さらにAFCチャンピオンシップゲーム進出を1度果たしている。

しかし、2025年シーズンのタイタンズは2年連続となる3勝14敗に終わった。一方で、かつての指揮官だったブラベルは最下位だったニューイングランド・ペイトリオッツを率い、就任1年目でスーパーボウル進出へと導いている。

その結果を、シモンズはどう受け止めたのか。驚きとともに、うらやましさも隠さなかった。

先日、テロン・アームステッドのポッドキャスト番組『The Set(ザ・セット)』に出演したシモンズは次のように語っている。

「驚いたかって?もちろんさ。ニューイングランドでの1年目で、いきなりスーパーボウルに行くなんて、誰だって驚くだろ。何より、すごくうらやましい。なんだよそれって感じさ。4年間一緒にいたのに、俺はスーパーボウルへ連れて行ってくれなかったじゃないか」

2024年シーズン終了後にタイタンズを離れたブラベルは、現役時代にペイトリオッツでスーパーボウル制覇を経験した元ラインバッカー(LB)として古巣へ復帰。1年間のブランクを経てサイドラインに戻ると、就任1年目からチームをスーパーボウルへ導くという見事な結果を残した。

ブラベル退任後のタイタンズは2年連続で負け越しを喫しており、ブラベルが最後に指揮を執ったシーズンを含めると3年連続の負け越しとなっている。この2年間で挙げた勝利はわずか6勝だ。一方、ペイトリオッツは2025年シーズン第8週で早くも6勝目をマークすると、そのまま2019年以来となるAFC制覇を達成。2018年シーズン以来となるスーパーボウル進出を決めている。

4度のプロボウル選出を誇るシモンズはうらやましい気持ちを率直に語ったものの、元指揮官への敬意は今も変わらない。

2025年にオールプロに選出されたシモンズはこう語った。

「フィールドの外で選手との関係を築くこと。それがブラベルの一番すごいところだと思う。そして、それは(新HCロバート・)サラーにも同じことが言える。フィールドの上だけじゃなく、普段から選手との関係を築けば、選手はその人のために全力でプレーする。それがブラベルなんだ。“俺はお前の父親じゃない。でも、お前が安心してついて来られるよう、できることは何でもする。試合ではお前が必要だからな”という空気を自然につくり出してくれる」

サラーは、2025年に3勝14敗と低迷したタイタンズを引き継いだ。昨シーズン、守備は失点でリーグ28位、オフェンスは得点で30位と苦戦している。実は2026年のタイタンズには、昨季のペイトリオッツといくつもの共通点がある。

ブラベルが引き継いだペイトリオッツは2年続けて4勝13敗だった。

サラーが引き継いだタイタンズも2年続けて3勝14敗。

ブラベルは1年間のブランクを経てヘッドコーチに復帰し、就任1年目で解任されたジェロッド・メイヨーの後任となった。

サラーも1年間のブランクを経てHCへ復帰し、就任1年目で解任されたブライアン・キャラハンの後を継ぐ。

2024年のペイトリオッツの得点は30位、獲得ヤードは31位だった。

2025年のタイタンズも得点は30位、獲得ヤードは31位に終わっている。

さらに両チームとも、高い期待を集めたルーキークオーターバック(QB)がシーズンの大半で先発を務めた。ペイトリオッツでは2024年ドラフト全体3位指名のドレイク・メイ、タイタンズでは2025年ドラフト全体1位指名のキャム・ウォードだ。

年間最優秀選手賞の投票で2位となったメイが2年目に送ったようなシーズンを、ウォードも送ることができるのだろうか。

シモンズはマイアミ大学出身の若きQBを高く評価している。

「俺は8年目を迎える今でも、まだ成長しなきゃいけないと思っている。でも、全体1位指名には期待がつきまとうものだ」とシモンズは述べている。

「俺は毎日、キャムが努力している姿を見ている。本当に毎日、一番乗りで施設に来るんだ。嘘じゃない。本当に最初に来る」

「俺たちのためだけじゃなく、自分自身のためにも最高の選手になりたいという強い意志を感じるよ」

昨季、ペイトリオッツがNFLの頂点争いへ返り咲くと予想した人は少なかっただろう。同じように、タイタンズが今季大きく巻き返すと見る声も少ない。浮き沈みの激しいルーキーイヤーを送ったウォードにも、多くの疑いの目が向けられている。

シモンズは「キャム自身も、みんなが自分を疑っていることは分かっている。期待外れなんて言う人もいる。でも、それが彼の原動力になっているんだ」と語った。

その思いが、ウォード、そしてタイタンズ復活を後押しするかもしれない。

シモンズは「2年目のキャム・ウォードは、みんなが想像していないような姿を見せるはずだ。でも俺たちは、やっぱりキャムは最初からこういう選手だったと思うことになる」と期待を寄せた。

シモンズは大型延長契約に合意し、順調に2026年のスタートを切っている。ウォードの飛躍とサラーの加入がかみ合えば、今度はタイタンズの躍進を周囲がうらやむ番になるかもしれない。

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