2年目ハンターの“大躍進”を確信するジャガーズDEアームステッド
2026年07月09日(木) 12:14
トラビス・ハンターは攻守の両方でプレーする能力を持ち、クオーターバック(QB)以外の選手では世代屈指の有望株としてNFL入りした。しかし、ジャクソンビル・ジャガーズでワイドレシーバー(WR)とコーナーバック(CB)を兼任したハンターは、膝の負傷によってわずか7試合でシーズンを終えることになった。
期待に比べれば物足りないルーキーシーズンとなったものの、その二刀流の才能はチームメートにも強い印象を残している。
ディフェンシブエンド(DE)アリク・アームステッドは先日、『SiriusXM NFL Radio(シリウスXM NFLラジオ)』で「今では誰もやろうとさえしないことを彼が実際にやってのけたのは、本当に驚異的だったし、このスポーツにとってもすごくいいことだった」と語った。
「彼は試合の流れを変えられる選手。純粋なアスリートとして見れば、おそらく俺が今まで見てきた中でも一番の才能だ。これまでにも素晴らしい選手をたくさん見てきたけどね。彼の存在はこのスポーツにとっても、チームにとってもいいことだった」
大きな注目を浴びつつNFL入りしたハンターだが、ジャガーズがその才能をどこで起用するのが最善かを模索していたこともあり、ルーキーシーズンは順調なスタートとはならなかった。『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によると、ハンターは7試合でオフェンススナップ305回に出場し、レシーブ28回、298ヤード、タッチダウン1回を記録したという。一方、ディフェンスでの出場は154回のスナップにとどまったものの、タックル15回、パスディフェンス3回をマークしている。
アームステッドは「攻守両面でチームに大きな価値をもたらしてくれる選手だ。それに、誰のキャリアにもルーキーイヤーならではの浮き沈みはある」と続けた。
「ケガをする前は、ちょうど本領を発揮し始めていたところだった」
実際、シーズン第7週のロサンゼルス・ラムズ戦ではレシーブ8回、101ヤード、タッチダウン1回を記録する活躍を見せていたハンターだが、その試合で負ったケガによってシーズン残りを棒に振ることになった。
ジャガーズが無理にハンターをオフシーズンのプログラムに参加させることはなかったものの、今月後半に実施されるトレーニングキャンプには間に合う見込みだ。
アームステッドはハンターについて「オフシーズンに入ってからの様子を見る限り、状態は本当に良さそうだし、回復も驚くほど順調だ」と話している。
「健康な状態でチームに合流して、できれば近いうちにまた一緒にフィールドへ立ってほしい。2年目にどんなことを成し遂げてくれるのかが楽しみだ」
2026年シーズンにジャガーズがハンターをどのように起用するかは、トレーニングキャンプの大きな話題のひとつとなる。このオフシーズンには、チームがハンターの主要な役割をコーナーバックとし、ワイドレシーバーとしては限定的に起用する方針だと報じられた。これに対し、ハンターは4月に「そんなこと誰が言ったんだ?」と応じている。本人がその役割を受け入れるのか、それともより多くの出場機会を求めるのかも耳目を集めそうだ。
最終的に攻守どちらでどれだけプレーすることになろうとも、アームステッドはハンターが2年目に大きく飛躍すると確信している。
ベテランのアームステッドは「誰だってそうだけど、2年目になれば周りが落ち着いて見えるようになるもの」と言う。
「同じシステムで、同じコーチ陣の下で2年目を迎え、自分に何が求められているかも分かっている。ルーキーとして攻守どちらか一方だけでも習得するのがどれだけ大変かは、みんな分かっていることだ。だから2年目の彼は大躍進して、いろいろな形でチームに貢献してくれると思う」
ジャガーズがトレードアップしてまで獲得した攻守二刀流の実力をハンターが発揮できれば、チームが2年連続でAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区の頂点を守る大きな力になるはずだ。
【R】



































