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49ersに加入するまでの「クレイジーな道のり」を振り返るQBジョーンズ

2026年07月09日(木) 11:01

サンフランシスコ・49ersのマック・ジョーンズ【Brooke Sutton via AP】

クオーターバック(QB)マック・ジョーンズは2021年NFLドラフトでサンフランシスコ・49ersに指名される可能性があると考えていたが、実際に49ersの一員になったのはその4年後だった。

ジョーンズはポッドキャスト『Bussin’ With The Boys(バッシン・ウィズ・ザ・ボーイズ)』の最新エピソードで、49ersがジョーンズを選ぶか、デュアルスレット型のトレイ・ランスを選ぶかで議論が交わされていた当時のドラフトについて振り返った。

「当時の盛り上がりは今でも覚えているけど、まあ、すべての出来事には理由があると思っている」とジョーンズは話している。

「自分は今ここにいるわけだけど、彼らが誰かを獲得するためにトレードアップしたことは分かっていた。候補は2人で、自分がそのうちの1人だってこともね。賭けるとしたら、最初の確率は50対50だったと思う」

49ersは最終的に、ドラフト全体12位指名権に加え、2022年および2023年のドラフト1巡目指名権、さらに2022年ドラフト3巡目指名権をマイアミ・ドルフィンズにトレードする見返りとして全体3位指名権を獲得し、ランスを指名した。ドラフト全体15位でニューイングランド・ペイトリオッツに指名されたジョーンズは、49ersはただ指名順が回ってくるのを待っていればドラフト資本を失わずに済んだはずだと冗談まじりに語っている。

ジョーンズは笑いながら「12位で俺を指名すればよかったのに。自分に1巡目指名権3つ分の価値があるかは分からないけど、とにかく契約すればよかったのに」とコメントした。

ペイトリオッツで華々しいルーキーシーズンを過ごしたジョーンズだが、その後は状況が悪化し、2024年にはジャクソンビル・ジャガーズにトレードされることになった。ジョーンズは当時も49ersがブロック・パーディーの控えとして自身を獲得しようとしていたと明かしている。

「ペイトリオッツからジャガーズにトレードされた年も、彼らは俺をサンフランシスコに連れてこようとしていたと思う。当時も俺をサンフランシスコに呼ぼうとしてくれていたけど、結局それは実現しなかった」

2025年にジョーンズがフリーエージェント(FA)になったタイミングで、カイル・シャナハンHC(ヘッドコーチ)率いる49ersはついにジョーンズを獲得し、2年契約を結ぶことになった。

ジョーンズは「そうだな、とにかくクレイジーな道のりだった。指名については、俺を選んだことについても、選ばなかったことについても、何でも批判してくれたらいい。そんなことはどうでもいいし、すべての出来事には理由があると思っている」と話している。

昨シーズン、ケガに悩まされていたパーディーに代わって出場機会を得たジョーンズは、見事にそれを生かして11試合に出場。8試合で先発を務め、パス289回で2,151ヤード、タッチダウン13回、インターセプト6回を記録し、パス成功率(69.6%)ではキャリアハイを更新した。ジョーンズが先発を務めた試合でチームは5勝3敗の成績を残している。

今オフシーズンにはトレードのうわさが浮上していたが、断れないほど魅力的なオファーを受けなかったこともあり、49ersはパーディーの控えとしてジョーンズを残すことを選んだ。シャナハンHCの下で学び続けられることに“興奮”していると明かしたジョーンズは、次のチャンスに備えている。

ジョーンズはシアトル・シーホークスのQBサム・ダーノルドがキャリアを立て直したことに勇気づけられているとしつつ、「俺はまだ27歳だ。良い経験も悪い経験もあるけど、自分がプレーできることは分かっている」と語った。

「もう一度チャンスをつかんで、チームを率いる存在になりたい。ブロックのチームである以上、それは難しいだろう。きっとどの控え選手も同じような状況に対処していると思う」

「でも、もしまたそのチャンスが巡ってきたら、間違いなく周りにいる人たちを高められる気がしている。それがすぐに実現するのか、もっと後になるのか、それともずっと実現しないのかは分からないけど、自分の準備ができていることは分かっているし、実現することを願っている」

【RA】