ベンガルズのパスプロテクションは「NFL最高」とLTブラウン
2026年07月16日(木) 13:09
シンシナティ・ベンガルズの今オフシーズンは、守備陣の再編が大きな注目を集めた。フリーエージェント(FA)とドラフトを活用し、ディフェンシブラインにはディフェンシブタックル(DT)デクスター・ローレンス、ディフェンシブエンド(DE)ボイエ・マフェ、DEカシアス・ハウエルを加えるなど、重要な補強を実施。その結果、ベンガルズは3シーズンぶりのプレーオフ進出、そしてポストシーズンでの躍進を期待する声が高まっている。
一方で攻撃陣のカギとなるのは、クオーターバック(QB)ジョー・バロウがケガをしないこと、そしてオフェンシブラインが昨シーズン終盤の好調を維持できるかどうかだ。
ベンガルズのブロッキングを低く評価する指標もあるが、昨シーズンのオフェンシブラインは、特に終盤にかけて安定した働きを見せた。ガード(G)ダルトン・ライズナーが万全の状態で戦列に復帰し、ジェイク・ブラウニングの先発起用を取りやめた後にQBのプレーが安定すると、ブロッキングは大きく改善している。
レフトタックル(LT)オーランド・ブラウンはポッドキャスト番組『Locked on Bengals(ロックト・オン・ベンガルズ)』でジョー・グッドベリーとジェイク・リスコウに対し、このユニットはリーグ最高のパスプロテクションを誇ると自信を示した。
「本気でそう思っているし、自信を持って言える。俺たちはNFL最高のパスプロテクションユニットだと思っている」とブラウンは語った。
「毎週のように俺たちと同じことをやって、同じような結果を残せるグループはそう多くない。特に、俺たちが置かれていた状況を考えればなおさらだ。みんなも分かっていると思うけど、パスプロテクションはこのスポーツで一番難しいことだと思っている。QBをプレーすることや、コーナーバック(CB)としてマンツーマンカバーをこなすことと並ぶくらい難しい。俺たちのユニットはパスプロテクションにおいて本当に強い」
昨シーズンは3人のQBが先発を務めたこともあり、ベンガルズのブロッキングには少なからず影響が及んだ。それでも、長年にわたって苦戦してきたことを考えれば、昨季のオフェンシブラインはチーム内で特に懸念されるユニットではなかった。バロウが先発した試合では、リーグ有数のパスプロテクション能力を備えたユニットであることを示している。昨季のブロッキングを低く評価する指標の多くは、シーズン序盤のQB事情が落ち着いた後に見られた改善を十分に反映していない。2026年シーズン以降もこの好調を維持できるかは別問題だが、ブラウンが言及したような特殊な事情を考慮すれば、昨季の内容は十分に前向きな材料と言える。
ベンガルズは2026年シーズン、LTブラウン、レフトガード(LG)ディラン・フェアチャイルド、センター(C)テッド・カラス、ライトガード(RG)ライズナー、ライトタックル(RT)アマリウス・ミムスという布陣で臨む見込みだ。ミムスは2年目に大きく成長し、このまま順調に伸びればリーグ屈指のRTになれるだけの資質を示した。また、昨年ドラフト3巡目指名のフェアチャイルドはLGのポジションを安定させ、ランブロックには課題を残したものの、パスプロテクションでは堅実な働きを見せている。ベテラン陣が大きく衰えず、若手がさらに成長を遂げれば、このブロッキングユニットはベンガルズにとって大きな強みとなるだろう。
そして、バロウが健康を維持できれば、2026年シーズンのパスプロテクションはさらに高く評価されるはずだ。
【R】



































