刷新されたコマンダース守備陣には「闘争心あふれる選手がたくさんいる」とLBシェナル
2026年07月18日(土) 10:17
ワシントン・コマンダースのオフェンスは、今オフシーズンに攻撃コーディネーター(OC)をクリフ・キングスベリーから未知数のデビッド・ブラウに変更したことで大きな注目を集めている。一方のディフェンスも、シーズン終了後に解任されたジョー・ウィットJr.の後任として、ダロンテ・ジョーンズが新たに守備コーディネーター(DC)に就任した。
ジョーンズは過去4シーズンをミネソタ・バイキングスで過ごし、直近3シーズンは積極的な守備戦術で知られるブライアン・フローレスDCの下でディフェンシブバック(DB)コーチ兼パスゲームコーディネーターを務めていた。カンザスシティ・チーフスで4年間プレーした後、今オフシーズンにフリーエージェント(FA)としてコマンダースに加入したラインバッカー(LB)レオ・シェナルは、ジョーンズの戦術こそがコマンダースにひかれた理由の一つだったと明かしている。
現地16日(木)、シェナルは『NFL Network(NFLネットワーク)』の『The Insiders(ジ・インサイダーズ)』で「この守備ではラインバッカーが大きく関わるんだ」と話し、こう続けた。
「選手が自分の持ち味を生かせるようになっている。コーチ陣といろんなことを確認しながら進めて、フィードバックをもらったり、自分たちからコーチに意見を伝えたりできるのは本当に素晴らしい。彼らは俺たちとしっかり話し合い、それぞれが得意なことを最大限に生かしてほしいと思ってくれている。チームとして少しずつ戦術を作り上げてきたし、これからも今いる選手たちに合わせて調整していくことになる。選手一人ひとりに合わせた形になっているのは本当にすごい。マイク・ラインバッカーとして中央に立てば、左右どちらにも動けるし、前にも出られる。このディフェンスではラインバッカーがとても柔軟に動けるんだ」
2025年にコマンダース守備陣は大きく低迷し、シーズン終盤にはダン・クインHC(ヘッドコーチ)がウィットJr.に代わってプレーコールを担当することになった。コマンダースは守備陣に新たな風を吹き込むためにジョーンズを招いただけでなく、ユニット全体を大幅に刷新している。
コマンダースはシェナルに加え、ラインバッカー(LB)のオダフェ・オウェ、ケイラボン・チェイソン、ディフェンシブタックル(DT)のティム・セトル、D.J.デビッドソン、ディフェンシブエンド(DE)チャールズ・オメニフ、コーナーバック(CB)のアーケロ・ウィザースプーン、アミク・ロバートソン、ラスル・ダグラス、セーフティ(S)ニック・クロスとも契約した。さらに、このユニットをさらに補強するためにドラフト1巡目でLBソニー・スタイルズを指名している。
ディフェンス中央には、オフボールラインバッカーのシェナル、スタイルズ、フランキー・ルブという顔ぶれがそろい、コマンダースは多様な戦力を誇っている。この3人はいずれも状況に応じてさまざまな役割を担うことができ、必要に応じてパスラッシュにも参加できるため、コマンダースのディフェンスは相手にとって予測しづらいものになるはずだ。
シェナルは新たなラインバッカー陣について「うちには闘争心あふれる選手がたくさんいる」と語った。
重要なのは、クインHCと新DCがすべての要素をうまくかみ合わせることだ。過去には、守備陣を立て直すためにフリーエージェント市場へ積極的に参入したチームが結果的に行き詰まってしまった例がいくつもある。コマンダースは新加入のベテラン選手、残留組、若手選手を組み合わせることによって、そのような結末を避けられると考えている。
シェナルはクインHCについて「俺はDQが大好きだ」とコメント。
「ワシントンに来る前から、それも考慮していた要素の一つだった。彼は自らリスペクトを求めたりはしない。これまでの実績や、そこに至るまでの歩み、物事への向き合い方によって、自然と周囲から敬意を集めている。ものすごく選手思いな人だ。チームミーティングでもエネルギーにあふれているし、朝からみんなを盛り上げてくれる。それは本当に素晴らしいことだ。それに、選手やコーチからのフィードバックをしっかり受け入れる人でもある。本当にワクワクする」
「居心地がいいし、少し肩の力を抜くことができる。それはディフェンスでも生きているし、俺たちへの指導の仕方にも表れている。“これについてはどう思う? 君のスキルを最大限に生かすにはどうしたらいい?”という感じだ。すべてがうまくかみ合っていると思う」
守備陣を刷新し、クオーターバック(QB)ジェイデン・ダニエルズも健康な状態で復帰する見込みであることから、すべてが計画通りに進めば、コマンダースは2026年に巻き返しを狙えるチームの一つとなるだろう。
【RA】



































