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2026年のチャージャーズに「限界はない」と地元ロサンゼルスに恩返ししたLBヘンリー

2026年08月26日(水) 13:01

ロサンゼルス・チャージャーズのダイアン・ヘンリー【AP Photo/Kyusung Gong】

ラインバッカー(LB)ダイアン・ヘンリーは、特別なフットボール人生を歩んでいる。

NFL選手が地元でプロキャリアをスタートさせるのは珍しいが、ヘンリーはロサンゼルス・チャージャーズでそれを実現した。ドラフト3巡目指名から3シーズンを経て、今ではディフェンスの中核を担う存在となっている。

4年目を迎える今季を前に、クレンショー高校出身のヘンリーは自分を育ててくれた地域に恩返しをした。現地21日(金)、2025年に起きた壊滅的な山火事以降初めて本拠地でフットボールの試合を行ったパリセーズ高校で、名誉キャプテンを務めた。

ヘンリーは火曜日に『The NFL Report(ジ・NFLリポート)』へ出演し、次のように振り返った。

「すごく心に残る経験だった。ほんの短い時間、そのコミュニティーの一員になっただけなのに、ずっとそこにいたような気持ちになれた。子どもたちも保護者もコーチも、チームのみんなも本当に温かく迎えてくれた。素晴らしい機会だった。名誉キャプテンを務められただけでも光栄なことだったのに、対戦相手は母校だった。ある意味、自分にとって大切な2つのコミュニティーが同じ場所に集まり、つながっていることを示せたと思う」

「パリセーズ高校を支えることが自分にとって何より大切だった。チャージャーズの一員として、あの時期にロサンゼルスで起きたことは身をもって知っている」

シーズン開幕戦では、ヘンリーの母校クレンショー・クーガーズが試合終了間際にパリセーズを破った。それでも、1年以上ぶりに地元でパリセーズ・ドルフィンズを応援できた人々にとって、祝福ムードに包まれた一日の価値が損なわれることはなかった。その前向きな気持ちを胸に、ヘンリーは2026年シーズンを迎えるチャージャーズについても明るい見通しを語った。

「今のところ、限界はないと思っている。それが自分にとって一番いい状態だと思う」とヘンリーは話した。

「コーチ陣についても、このチームについても、自分自身に限界があるとは思っていない。仲間にも、チーム全体にも限界はないと思っている。あとは、それを維持できるように取り組み続けるだけだ」

ヘンリーが前向きになる理由は十分にある。チャージャーズの守備において、ヘンリーはすでにセカンダリーで存在感を示す選手として確固たる地位を築いている。さらにトレーニングキャンプでは、新たに攻撃コーディネーター(OC)マイク・マクダニエルが率いるオフェンスと日々対峙し、その変化を間近で見てきた。チャージャーズが大きく飛躍する日も近いとヘンリーは感じている。

スタークオーターバック(QB)のジャスティン・ハーバートがいることも大きい。先発オフェンシブタックル(OT)2人も健康を取り戻して復帰しており、そろった戦力を生かすには2026年は絶好のタイミングだ。

新たなオフェンスへのハーバートの適応について、ヘンリーは「本人はかなり気に入っていると思う」と述べ、次のように続けた。

「それだけじゃなく、自分のものにし始めている。ジャスティンは何かに取り組む時、とことん突き詰める。それが自分の一部になるくらいまでね。マイクコーチから学ぶだけでなく、自ら時間をかけて熱心に取り組んでいるのが分かる。QBルームの前を通るたびに、いつもノートに目を通しているよ」

「集中しているなんて言葉では足りないくらいだ。このオフェンスは、もう彼自身のものになりつつあると言うのが一番近い。ジャスティン・ハーバートがこれだけ主体的に取り組んでいる姿を見ると、自分ももっとディフェンスを学ぼうという気持ちになる」

モチベーションはどんな選手にとってもプラスになる。先発として過ごした2シーズンでタックル250回、サック4.5回、パスディフェンス13回、インターセプト3回を記録しているヘンリーも例外ではない。26歳で全盛期に差しかかる中、自身の最高のプレーはこれからだと考えている。

今季、自分自身に何を期待しているかと問われたヘンリーはこう答えた。

「もっとだと思う。もっと自己最高を更新したい。自分のキャリアにはまだ先があると思っているし、まだまだ出せるものがある。とにかく一つずつ積み重ねていきたい」

新シーズンへの期待が最も高まる時期も終盤に差しかかる中、ヘンリーもその前向きな雰囲気を存分に感じている。シーズンが長丁場であることは理解した上で、このチームなら厳しい戦いを乗り越え、ヘッドコーチ(HC)ジム・ハーボーの下で最高のシーズンを送れると信じている。

先週金曜日、山火事からの復興を進める地域を訪れたことで、そのことを改めて実感した。

「このチームについて、いつも話していることが一つある。戦い抜く姿勢が根付いているということだ」とヘンリーは語った。

「とにかく戦い続ける。その気持ちがある。今の俺たちにはチームとして強い意志があるし、もう壁を越えるところまで来ていると思う」

【R】