コマンダースQBダニエルズが肘の負傷から復帰、ジャイアンツ戦に先発見込み
2026年10月10日(土) 07:09
ワシントン・コマンダースにとって待ち望んでいたジェイデン・ダニエルズの復帰が実現する。しかも、これ以上ないほど必要とされているタイミングでの復帰だ。
ヘッドコーチ(HC)ダン・クインは現地9日(金)、肘の脱臼によって2試合を欠場していたダニエルズが日曜日に本拠地で迎え撃つニューヨーク・ジャイアンツとの一戦に先発すると認めた。
ただ、クインHCはワイドレシーバー(WR)ステフォン・ディッグスがハムストリングの負傷により欠場するため、復帰するダニエルズはディッグスを頼ることができないとも付け加えている。一方、同じくハムストリングを負傷していたWRテリー・マクローリンは金曜日に練習へ復帰し、良い動きを見せていたという。
ダニエルズの復帰に対する期待はロンドンで行われたシーズン第4週のインディアナポリス・コルツ戦を前に高まっていた。ダニエルズがチームとともに大西洋を渡っていたからだ。しかし、最終的には欠場が決まり、代役を務めた控えQBマーカス・マリオタも敗れた試合で負傷。コマンダースは1勝3敗となった。
ダニエルズはシーズン第2週のダラス・カウボーイズ戦で投球に使わない左肘を脱臼。今週は水曜日と木曜日の練習にはフル参加しており、日曜日の復帰に向けて順調に回復していることを示していた。ジャイアンツ戦ではドラフト7巡目指名の新人QBエイサン・カリアクマニスが控えを務める。カリアクマニスはコルツ戦でマリオタに代わって急きょ出場する形でNFLデビューを果たしている。
2024年のAP通信NFL年間最優秀攻撃新人賞に輝いたダニエルズには、コマンダースの苦しい状況を好転させる役割が期待されている。コマンダースは2025年シーズンを5勝12敗の成績で終えており、その不振は2026年シーズンにも続いているように見える。
ダニエルズはコマンダースの直近21試合のうち12試合を欠場し、今季出場した2試合でも、全体的に期待を下回るパフォーマンスにとどまり、パス51回中29回成功(成功率56.9%)、260ヤード、3タッチダウンを記録。ランでは12回のキャリーで100ヤードを獲得したものの、チームはいずれも敗れている。
2024年NFLドラフト全体2位指名でコマンダースに加入して以来、ダニエルズの先発成績は14勝12敗。その勝利の大半は、先発として12勝4敗を記録した新人シーズンに挙げたものだ。
2024年シーズンにはNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームまで進出したコマンダースだが、過去2年間でダニエルズを欠いた試合は4勝8敗の戦績にとどまっている。
それだけに、ダニエルズの復帰はチームにとって大きな朗報だ。NFC東地区首位に立つジャイアンツ(3勝1敗)を相手に、かつての素晴らしいパフォーマンスを取り戻すことにも期待がかかっている。
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