コルツが8度のプロボウラーであるGクエントン・ネルソンをシーホークスにトレード
2026年10月28日(水) 11:09
インディアナポリス・コルツが8度のプロボウラーであるガード(G)クエントン・ネルソンを、2027年NFLドラフト3巡目指名権および2028年5巡目指名権と引き換えに、シアトル・シーホークスにトレードした。チームが現地27日(火)に明かしている。
これに付随した動きとして、シーホークスがGクリスチャン・ヘインズをウェイバーにかけたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えた。
先週日曜日にミネソタ・バイキングスに敗れたコルツは、現在2勝5敗となっている。ジェネラルマネジャー(GM)クリス・バラードが10月19日に解任されたことから、11月10日(火)のトレード期限までにチームが選手を放出する側に回ることが予想されていた。
その候補として早い段階から名前が挙がっていたのが、30歳のネルソンだ。2018年のドラフト全体6位で指名されて以来、コルツのオフェンシブラインを支えてきたネルソンは、2022年に結んだ4年8,000万ドル(約126億3,344万円)の延長契約の最終年を迎えている。
先週、トレードの可能性について尋ねられたベテランのネルソンは「自分のベストの状態でいて、毎日、自分のやるすべてのことに全力を出し切ることだけに集中している」と話していた。
ネルソンが自分の全力を注ぐ先は、シーホークス攻撃陣に変わった。スーパーボウルのタイトル防衛に臨むシーホークスだが、開幕から7週で攻撃陣はスロースタートとなっている。前攻撃コーディネーター(OC)クリント・クビアックがラスベガス・レイダースのヘッドコーチ(HC)になったのを受け、サンフランシスコ・49ersからブライアン・フラリーOCを迎えたシーホークス。4勝3敗の現在、ヤード数(15位)でも得点(13位)でも中団の一角にとどまっている。これには、フリーエージェント(FA)でチームを去ったランニングバック(RB)ケネス・ウォーカー三世の不在が大きい。パスゲームにおいては、シーホークスが2026年に受けているQBプレッシャー率は38.4%となっており(『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によればリーグ11位の高さ)、サックは16回(多さで13位タイ)という数字だ。
とはいえ、シーズン第7週にそれまで無敗だったカンザスシティ・チーフスを倒した試合に見えるように、有望な兆候はある。チーム内で今季初めて、ランニングバック(RB)エマニュエル・ウィルソンが1試合で100ヤードに到達。クオーターバック(QB)サム・ダーノルドはパス28回中20回成功、257ヤード、タッチダウン1回(インターセプト1回)と、効率の良いプレーを見せた。
オフェンシブラインの要としてのネルソンの存在は、チームの助けになるはずだ。また、RBザック・シャルボネの復帰も控えている。
今回のネルソン獲得によって、シーホークスのジョン・シュナイダーGMは4年連続でシーズン中に動いたことになる。
2023年、シーホークスは複数のドラフト指名権と引き換えにディフェンシブラインマン(DL)レナード・ウイリアムスを獲得。2024年にはラインバッカー(LB)アーネスト・ジョーンズを迎えている。2025年のトレード期限前には俊足のワイドアウトであるラシッド・シャヒードをチームに加えた。
今年のトレード期限まであと2週間。コルツは火曜日に、ディフェンシブタックル(DT)ディフォレスト・バックナーもサンフランシスコ・49ersにトレードしており、RBジョナサン・テイラーの動きについても注目だ。
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