ピッツバーグ・スティーラーズのクオーターバック（QB）ベン・ロスリスバーガーの負傷は、今回ばかりは軽症に収まったようだ。

現地8日（日）、マイアミ・ドルフィンズとのワイルドカードゲームに出場したロスリスバーガーは試合後半に足を負傷し、試合後には足に固定具を装着していた。

ロスリスバーガーが地元紙『Pittsburgh Post-Gazette（ピッツバーグ・ポスト・ガゼット）』のロン・クックに伝えたところによると、ロスリスバーガーの足からはすでに固定具は取り外され、その装着理由も念のために過ぎなかった模様だ。次戦に向けてロスリスバーガーの右足に問題はないと見られる。

クックによればロスリスバーガーは月曜日に「（MRI撮影で）昔痛めた足の古傷が良くない状態だったが、深刻なものではないと分かった。次も大丈夫そうだ」と明かしたという。

ドルフィンズ戦のロスリスバーガーはランニングバック（RB）リビオン・ベルとワイドレシーバー（WR）アントニオ・ブラウンを自由自在に操り、試合を一方的な展開に持ち込んだ。

激しい攻防が予想されるカンザスシティ・チーフス戦、必要とあらばロスリスバーガーにはクリスマスデーのような絶対的な存在感を見せつけてもらう必要がある。ケガが軽症であった今、それを期待してしまうのも無理はない。