カンザスシティ・チーフスがプレーオフ第1週のバイウイークを最大限に生かしている。

ラインバッカー（LB）ジャスティン・ヒューストンとランニングバック（RB）スペンサー・ウェア、2人の負傷が快方に向かっているのだ。

ヘッドコーチ（HC）のアンディ・リードはとりわけヒューストンとウェアに言及する形で「負傷した選手たちが良い状態になってきた」と語った。ヒューストンは手術を行った膝の腫れが引かずにレギュラーシーズン最後の2試合を欠場。ウェアは脇腹を負傷し、地区優勝が決定した第17週のサンディエゴ・チャージャース戦には欠場していた。

【その他、現地9日（月）までに判明している各チーム故障者情報】

1．ピッツバーグ・スティーラーズ、クオーターバック（QB）のロスリスバーガーが地元紙『Pittsburgh Post-Gazette（ピッツバーグ・ポスト・ガゼット）』にメールで伝えたところによると、「（MRI撮影で）昔痛めた足の古傷が良くない状態だったが、深刻なものではないことが分かった。次（カンザスシティ・チーフス戦）も大丈夫」とのことだ。

2．『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートはグリーンベイ・パッカーズのワイドレシーバー（WR）ジョーディ・ネルソンがニューヨーク・ジャイアンツとのワイルドカードゲームで肋骨（ろっこつ）を2本折ったと報じている。9日午前、ヘッドコーチ（HC）のマイク・マッカーシーは記者に対し、今週末に開催されるNFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）地区ラウンドのダラス・カウボーイズ戦ではスターWRネルソンに少なくとも出場の準備はさせると語った。また、マッカーシーはネルソンが今週はリハビリチームで調整を行う予定だと明かしている。ネルソンが土曜日の練習をこなせれば、チームはネルソンをカウボーイ戦に出場させる可能性もある。

3．シアトル・シーホークスのHCピート・キャロルは『710 ESPN Seattle（710 ESPNシアトル）』に対し、RBの C.J.プロサイスが火曜日の練習に参加すると明かした。キャロルは「彼が戻って来てくれてうれしい。彼がいつ戻って来ても問題はない」と話している。

キャロルによると、土曜日に開催されるアトランタ・ファルコンズ戦でのフルバック（FB）マーセル・リースに関してはまだ何も決まっていない状態のようだ。ただし、リースの足が折れていないことだけは確認されている。

4．ヒューストン・テキサンズのHCビル・オブライエンは記者に対し、トム・サベージが脳震とうプロトコルから外れ、土曜日のニューイングランド・ペイトリオッツ戦に出場可能であることを明かした。なお、ペイトリオッツ戦の先発予定はブロック・オズワイラーとなっている。

5．ペイトリオッツのタイトエンド（TE）ロブ・グロンコウスキーは腰の手術後、順調にリハビリをこなしているようだ。グロンコウスキーの『Twitter（ツイッター）』にはこのような投稿がなされている。

Feels good to get back on the grind again with rehab. A little progress everyday leads to big results.

— Rob Gronkowski (@RobGronkowski) 2017年1月9日

「リハビリのおかげでいつもの感じを取り戻しつつある。毎日の小さな努力がいずれは大きな結果に結びつくんだ」