カム・チャンセラーの引退はまだ先の話となりそうだ。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは現地13日（火）、シアトル・シーホークスのセーフティ（S）チャンセラーは医療上の問題が解消した場合に来季も現役を続行する意向だと報じた。チャンセラーにはまだ引退する意志がないとのことだ。

数週間前にはソーシャルメディア上で曖昧な投稿がなされていたチャンセラーだが、健康な状態を取り戻すのであれば、またフィールドに復帰することは想像に難くない。もし引退した場合、チャンセラーは保証額の1,200万ドル（約13億円）を失うことになる。

今年4月に30歳を迎えるチャンセラーが2018年に受け取る予定の年俸は680万ドル（約7億3,000万円）で、これは先週9日に保証が確定した。

フィールド復帰のためには医療的にクリアーとなる必要があるチャンセラー。4度プロボウルに選出されたチャンセラーは首の負傷が原因となり2017年シーズンに7試合を欠場している。ヘッドコーチ（HC）ピート・キャロルは先月、チャンセラーが再びフットボールをプレーするのは至難の業かもしれないと発言していたものの、当の本人は今、またフィールドに立とうと必死に取り組んでいる。

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