元パンサーズOCシュラがジャイアンツの新OC就任へ
2018年02月14日(水) 12:10マイク・シュラの次なる就職先は比較的早く決まったようだ。
情報筋の話を元に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地13日(火)、元カロライナ・パンサーズの攻撃コーディネーター(OC)シュラがニューヨーク・ジャイアンツのOCに就任する予定だと報じた。また、シュラはプレーコールを行うと予想される新ヘッドコーチ(HC)パット・シューマーの下、クオーターバック(QB)コーチも兼任する見込みだとラポポートは伝えている。
先月に解任されるまで、シュラはOCとして5シーズンをパンサーズに捧げている。52歳のシュラはジャイアンツでジェネラルマネジャー(GM)となったデーブ・ジェトルマンとの再会を果たすことになる。
シュラOCの指揮下、2017年シーズンのパンサーズはオフェンス総合で19位(1試合平均323.7ヤード)、パスヤードでは1試合平均192.3ヤードで28位、ランヤードは1試合平均131.4ヤードで4位、そして、1試合平均得点は22.7点で12位にランクインした。
2015年にシーズンMVPに輝いたQBキャム・ニュートンの全キャリア形成において、シュラの功績があったことは間違いないはずだ。2011年にQBコーチとなったシュラは2013年にOCへと昇格した。来たるドラフトではジャイアンツが全体2位でQBを指名すると予想されるため、新OCとなるシュラが新たな若手QBの育成に携わる可能性は非常に高いと言えよう。
イーライ・マニングの全盛期は過ぎ去ったとされる中、来季を見据えたジャイアンツにとっては新たなフランチャイズQBを見つけ出すことが最優先の課題だ。チームは今、新OCとなるシュラがスムーズなQBの世代交代を促してくれるだろうと期待している。
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