ピッツバーグ・スティーラーズのクオーターバック（QB）ベン・ロスリスバーガーのステータスが現地14日（火）に行われた練習後に明らかとなった。

ヘッドコーチ（HC）マイク・トムリンは広報責任者のバート・ローテンを通じて簡易的な声明を発表し、チームの司令塔であるロスリスバーガーに何が起こったのかを説明した。

トムリンHCは「ベン・ロスリスバーガーは今日の練習中にヒットを受けた。チームドクターによって脳震とうプロトコルの一部に当たると診断された」と述べている。

現場からの複数の報告によると、ロスリスバーガーは7ショットの練習中にヒットを受けて倒れ込んだようだ。

オフェンシブタックル（OT）マーカス・ギルバートは練習後、記者に対してロスリスバーガーはロールアウトした後でラインバッカー（LB）キーオン・アダムスをブロックしていた自分と接触したと語った。

地方紙『Pittsburgh Post-Gazette（ピッツバーグ・ポスト・ガゼット）』のエド・ボーシェットが伝えるところによれば、ロスリスバーガーは立ち上がるまでのつかの間、頭を押さえながら地面に横たわっていたようだが、チームのトレーナーやケビン・コルバート（ジェネラルマネジャー／GM）と話し合った後は自らの足でフィールドを後にしたとのことだ。

スティーラーズは今週木曜日にグリーンベイ・パッカーズとのプレシーズンゲームを行う予定であり、トムリンHCは14日の練習開始前、ロスリスバーガーは出場予定のない先発組に入る予定だと明かしていた。

脳震とうプロトコルと診断された今、チームのエースQBには１カ月以内に始まるレギュラーシーズンまでに余計な回復時間が必要となりそうだ。

スティーラーズのバックアップQB陣にはロスリスバーガーの他にランドリー・ジョーンズ、ジョシュア・ドブス、そして、新人のメイソン・ルドルフがロースター登録されている。

【S】