契約から数週間後、ニューオーリンズ・セインツがワイドレシーバー（WR）ブランドン・マーシャルをフィールドに登場させることなくリリースした。

リーグ関係者の情報網によると、マーシャルはちょうど1カ月前に契約を交わしたセインツから現地12日（水）にリリースされたようだ。

シーズン中盤にようやく契約が決まったデズ・ブライアントがチームに合流し、初日の練習でアキレス腱を断裂するアクシデントが発生した後、急遽その穴を埋めるべくセインツと契約を交わしたマーシャルだったが、一度もそのフィールドに立つ機会は与えられずにチームを去ることとなった。

チームがマーシャルと契約した6日後のシーズン第11週で新人WRのトレクアン・スミスが爆発的に活躍したことに加え、他のWRたちもある程度のパフォーマンスを披露していたことでマーシャルには出番が回ってこなかったのだろう。

2018年シーズンをシアトル・シーホークスで開始したマーシャルは10月末にリリースされるまで、キャッチ11回、136ヤード、タッチダウン1回を記録していた。34歳のベテランWRにとっては今回のチャンスが最後だったのかもしれない。

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