クレイ・マシューズのグリーンベイでの日々が終わりを告げた。

パッカーズで長い間パスラッシャーを務めてきたアウトサイドラインバッカー（OLB）のマシューズがロサンゼルス・ラムズ入りするようだ。これは現地の情報筋を元に『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが伝えたもの。NFLネットワークのマイク・ガラフォロは、ラムズとマシューズの契約は2年最大1,675万ドル（約18億7,000万円）になると報じている。

ランボー・フィールドでファンを喜ばせてきたマシューズが、ラムズとの契約によって今度は自身の地元のファンを沸かせることになる。プロボウル6度選出のマシューズは学生時代、カリフォルニア州のアゴーラ高校を卒業してUSC（南カリフォルニア大学）に通っていた。

パッカーズが2009年ドラフトの1巡目全体26位で指名したマシューズはチームの主要なエッジラッシャーとして活躍し、プロ入り後の6シーズン中4シーズンは2桁のサックを記録している。

現在32歳のマシューズはまだラッシュ時における武器となるものの、2018年シーズンに記録したサック数3.5回からうかがえるようにスピードには衰えが見え始めている。それでも、馴染みある場所で新たなスタートを切るマシューズは、昨年度NFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）チャンピオンのチームを再びスーパーボウルの舞台へと導くために奮闘するはずだ。

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